アルシュ村、秋の高い空に小鳥達のぴちぴちさえずる音だけが部屋の子窓から聞こえてきます。
今日も最高の秋晴れです。
さて、怒涛のように過ぎ去った10/23,24の「Naryn/Alysh祭り」が終わって5日が経ちました。
心の中は、悦びと興奮冷めやらぬ状態から抜け出し、安らぎが戻って来たのを感じています。
感動も、反省もいっぱいあった第一回目の秋祭り、次回につながるべく良い体験をさせてもらいました。
ところが準備~開催まで、走って走って駆け抜けたせいで写真がほとんどありません・・涙
準備も当日も走りながら横目でその風景を記憶に焼きつけることが精一杯だったのだと思います。
これから仲間に写真をもらいつつ、ゆっくりとblogにご報告したいと思う次第であります。
ゆっくりとお待ちくださいませ。
●In Bishkek●
美術館で「5人5色」展をしていた7月のartイベントのラハットバイケと。この日は、バイケに招待状を渡しに、そして美術館にポスターを貼らせてもらいました。
首都でも、チラシの印刷、カタログのデザイン決め、招待状配り、材料調達・・と心臓が飛び出すような忙しさの中、この時の美術館でのひと時が本当に落ち着く瞬間だったのです。
作品に一筋なラハットバイケの空気に触れて、ほっとしたのかもしれません。 右が、Y子さんと私の合作ポスター! じゃじゃーん
お祭り開催2日前、ものすごい冷たい風、雪の混じった雨、気温は0℃・・。
それでもとにかく村人全員にチラシを配る、そう決めた私は吹き荒れる風の中、チラシを濡らすまいと必死にジャンパーで覆って一軒一軒のドアをたたきました。
「どんなお祭りなの?」「晴れるといいね」
村人の一言一言が、全て私の心配に変わってゆくのを感じます。
どんなお祭りになるのか、分からない。
晴れないかもしれない、雨かも、雪かも。
A5サイズのチラシ、協力してくれる隊員達やY子さんから鳴り続ける携帯、そして村の地図を握りしめて。
同期のYっ子が「なぎ、週末はお天気みたいよ」と言ってくれた言葉がどれだけ私の心を安心させたことか。
上は、ママが家のペンキ塗りをせっせと。・・やっぱりキルギスの人は"見た目”かなり重視です 笑
ジャーマットの女性の買い出し。明日、ボズウイの中がお客さんのお茶飲み場所となります。その頃書いた日記
「一日がまるで一時間のよう、ゆっくり構えるスキもない」