2010年11月5日金曜日

10月23日ーOKAERI Art festival- in Naryn city

10月23日、快晴◎

朝一番Y子さんに
「今日まで一緒にきてくれて有難う、これまでも色々あったように今日の本番も色々あるかもしれない、でもその全てを楽しもうね」とメールを送った。

澄んだ秋晴れの空、タクシーでナリン市に向かった。
ナリン市内、ドッツ子供センターとその前の広場が今日の会場‐

ナリン出身のアーティストにこだわったY子さん
7月のイベントで出会ったラハットバイケの親友、ヌルベックバイケに依頼しました。

下は、チーと言って、すだれの一本一本にフェルトを巻き付けたものです。
もともとこれはボズウイの中の装飾として今でも知られていますが、ヌルベックさんはこの装飾品をご自身の作品の一つとしています。

サイズ:2m×4m くらい

出品作品ギャラリートークとして、Nurbekさん、そして音楽隊員のYの“サウンドインスタレーション”では、ホースの先に釘を入れた瓶を差し込み、その「音」を聴くというもの。

作品テーマ:「耳を澄まして聴く」

BKから駆け付けて来てくれたRahat夫妻!
来年は是非、またラハットバイケと共演したい。

SAORIタペストリー作品テーマ:「見えずらい真実」
穴のたくさん空いたタペストリー。モノ、人、情報に囲まれ何が大切なのかよく分からないこの現代社会、穴から見える風景は狭く、きっとそれは私たちの心の中の見えずらい真実なのではないか、というテーマです。

石に「踊り」をテーマにしたNurbekさんの作品
そしてK隊員の和太鼓、Yの琴とのコラボレーションです。
また7月のときとは違う、屋外でのパフォーマンスアートはまた新鮮でした!
ずっと残ったら良かったのに、公共の施設ということでこの後ブラシでごしごし消したのでした。涙
今やキルギス国内!引っ張りだこの「キルギスよさこい漁連」ソーラン節!
このナリン市では、市内のキルギス人の子供たちも見事にソーラン節を踊りました。ナリンの青少年活動、巨匠M隊員&期待の星K隊員の成果です。
やーぁぁっ!!!

「灯篭」に家族と、キルギスの平穏と、世界中の平和へ祈りを込めて。
静かな蝋燭の光が、胸にじんと響きます。

****** 「おかえり」アートフェスtィバル **********
今回のアートフェスティバルは、家族の「おかえり」を、音と色と光で表現します。「おかえり」という日本語に通じるキルギス語はありません。ロシア語にも英語にもありません。
(中略)
今回のアートフェスティバルに来てくださった皆様それぞれが家族を想い、そしてキルギスで起きた4月の出来事で亡くなっ方々を想い、普段は身近すぎて気づかない家族の「おかえり」というあたたかさを感じてくだされば、さいわいです。
23日プログラムより‐
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いよいよ明日はAlyshの番・・

Y子さんのアートフェスの成功に、心からおめでとうの気持ちと
明日のお祭りの心配、不安、時間や気持ちの足りない焦り、そして何が起こるのか分からないわくわくに、心が文字通り「鷲づかみ」、険しい表情で村に帰ったのでした。 
この日、各地方から集まった協力隊員は夜は皆で会食。
私は一人村に帰りましたが、ナリンの巨匠M隊員が前もってこんなメールを皆に流してくれました。

「夕食時の飲食は自由ですが、酒に飲まれる方に関しましては同席される隊員の協力のもと、節度を守り、村松なぎさ隊員の一大イベントが翌日に控えている事を考慮して判断をお願いします。」