2011年7月21日木曜日

ケゲシュ村へ期待

写真がupできないblogは寂しいですが、文字だけだと更新するのが簡単で良いです。笑

今日午前中は、SAORIの作業場へ。
新しい勤務時間にもすっかり慣れてきている彼女たちは、一番早いグループは9:30から仕事スタート。
夏、ドアを全開にして、朝の気持ちのいい空気がたっぷり入り込む作業場ほど清々しいものはありません。
注文のパソコンケース、25日BKでのお祭り(中央アジアの雑貨が揃うイベント)に出品するものの準備にせっせと取りかかる彼女たちの姿は、今では頼もしくさえ見えてきます。

11:00、隣村ケゲシュ村へ。
日本人ボランティアもいない、アルシュ村より少しだけ大きな村。
ここでも、男性は冬の家畜の為の草刈り、女性は家のリモント、パン生地こね、洗濯・・と、アルシュと同じような光景が家々で見られます。

三村合同開催・実行委員会・開催費も地元から--という今回のお祭りの目標の為、それぞれの村からスポンサーを探したり、何とか経費を削減するよう工夫したり、今、三つの村とも文字通り「奮闘中」です。

特に開催地であるケゲシュ村では、こういったお祭りにも正直慣れていないし、JOCVもいないし、実際大変だと思います。その視察と、クラフト部門参加の女性を探しに出かけた訳です。

すると、彼らはしっかりと村人にも来月のお祭りについて告知していたり、クラフト部門参加の女性のモチベーションが高かったり、開催費も、他の二つの村に恥にならないようにと、実行委員のメンバー各自がお金を出し合ったり・・etc、少なくとも私が心配していたよりも、もっともっと彼女たちは頑張っていました。

こんな事が自分をすごく勇気づけてくれているんだ。

8/20まで、ちょうど一カ月をきりました。
アルシュも、もう一つのレーニン村も、ケゲシュの人々の頑張りに追い越されないよう、一緒に三人四脚して前へ前へ進めるよう、着実に頑張っていこうではないか。

お祭りの名前は「ウントゥマク祭り」、意味は「友好」です。
お祭りの日閉祭式、SAORIコーラス部で歌う歌を、今年も実はこっそり計画中です。

今日のケゲシュ訪問で、だいぶ追い風を感じたのでした。
明日から首都での仕事、前向きに、大きく息を吸って。