羊の毛を毛糸として紡ぐ為にキルギスの人々が、遊牧民として生活していた頃から使っていたのは、木の下に丸い石のついた道具。スピンドルと呼ばれ、これは他の様々な国でも形は違えどもある道具。
日本で私が織り教室に通っていた頃は、原毛から糸を紡ぐのは基本的には紡ぎ車でした。
紡ぎ車の方がやはり早く糸を紡ぐ事ができる為、こちらに来てからも、紡ぎ車に出会えるかなぁとずっと思っていた。あるのかなぁ・・・?
アルシュ村に行った時には手作りの紡ぎ車を見たけれど・・そのモデルは一体どこに?
と、なんと使われてはいませんでしたが、市内の本屋さんの中の展示室にありました!出会いました!! どうやら、キルギスの人たちはスピンドルで紡いでいたよう。この紡ぎ車は旧ソビエトからキルギスに伝えられた、ということでした。