うわぁぁぁ・・!!
とにかく、村は「春一色」。5月という月の威力を感じるほど
村は全く違う姿に変身していたのでした。山は緑、青空、花々、輝く木々。
それだけで胸躍るような気持ち、さらに一カ月ぶりの村の人々との再会に温かい気持ちになりました。
I came back to the village, where I can feel the new lives, the new wind. Spring has come and it's just so beautiful. I was excited to see my friends again too.
こんなに「みどり」が嬉しいなんて、綺麗なんて。
みどり、という名前をつけた親の気持ちがよく分かる!風に揺れる、ポプラ(?)の木々。真っ青な空との見事なタッチ。I think it must be one of the best times in the year. Blue sky and these trees are perfect.
一カ月の日本滞在が、つい先日まで甲府の街中を自転車に乗りまわっていたことがやっぱり「夢」だったんじゃないかと思ってしまう。
二年間というキルギスの日常の中、ぽっかりと切り取られたような日本での日々。
おーいナルギーザエジェー!!!
来た来た、近所のチビちゃん達二人が遠くから走ってきた。大きなハグ、相変わらず土臭いこんなチビちゃん達が可愛くてたまらない!!
「カクム」とはキルギス語で「たんぽぽ」の意味。
もちろん日本にも、春にはお決まりで見かけるたんぽぽ。
しかし、アルシュ村では「たんぽぽ畑」なのだ。・・一面のたんぽぽ!
このたんぽぽの花を300個むしって、花の部分を良く煮出し、煮出した液に1ℓのお砂糖を入れ、さらに良く煮出し「たんぽぽ蜂蜜」を作るのだそう。
30日、日曜日。
ナリン市に新しく赴任してきた隊員Bちゃんに会いに。
まずは、甲府のおじいちゃん・おばあちゃんに電話を。
「無事に着いてるよー!」
「おじいちゃん達も頑張るから、あんたも頑張れし」
そして出産間近の姉にも。
「まだ生まれないのよー!家の中雑巾がけしながら、まだかまだか・・って動いてるんだけど。」
そんな姉の家の中はピッカピカだそう。笑そして、公園で遊んできたという姪っこみゆともお話した。
やばい、さっそくホームシックになりそう。すべり台のてっぺんで空を見つめ、突然こう聞いたらしい。
「なーたんは?」
お母さんは驚いて
「なーちゃんね、お仕事で遠い所へ行っちゃったねぇ」と。
すると
「ちゃみちいねぇ」
って・・!!(;_;) ・・泣ける。