この日をJICA関係者全員で首都にて待機、という指示が出たのが25日の夕暮れ時。
アメリカのピースコーメンバーがそうする事で、何となく私たちも同じ境遇になるのでは・・と懸念し現実になった。
せっかくまたアルシュで頑張ろうって思って帰ってきたのに。
ボランティア全員集合、の指示を受け入れナリン市内の隊員2人と一緒に再びBKへ上京。
同期は万が一の「国外退去」を想定して大事な物、全て持っていくという。
村にいる方がよっぽど安全なのに・・。家族や村人の声を最も、と思いながらもやむを得ず。先週、村の裏山に登った時に見つけた高山植物。
花は静かに、ただ咲くだけ
そして夜の月も、ただ照るだけ
この日は村からタクシーが出ていず2時間道で待ちぼうけしました。とほほ
退屈すぎて・・一緒に来てくれた妹が撮影!
「暴動が起きなかったら、早く帰ってきてね。」
ok、帰ってくるよ。
外出禁止・ホテル監禁も、楽しくしてなきゃやってらんない。
夏だ!!スイカだ!!
歴代先輩隊員方を見習って、きっといつか「オッパー!」を。 夕飯には13名分のトマトパスタ、サラダ、玉子焼き。
私たちについている無敵の野菜隊員Mさんがお抱え料理人です。彼の手にかかったら野菜が魔法にかけられます。
私たちについている無敵の野菜隊員Mさんがお抱え料理人です。彼の手にかかったら野菜が魔法にかけられます。
呑みながら、わいわい騒ぐ助手たち!
このシルエットをご覧あれ。 the料理人!
そして二次会は中庭へ。
酔った勢い??プールに飛び込む同期Yっこ 笑
飛びこまなかった我々は中庭の大きなテーブルを囲んで。
胸に響く名曲の数々に包まれ、月明かりに照らされ 宴は夜明けまで続いたのでした。
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今回の国民投票が行われるにあたって色々な噂が流れていました。
新憲法に反対する旧大統領の一派が暴動を起こすのではないか-。
予想不可能な日々。
投票日当日、私たちは鳥かごの中で大人しくするほかなく、それでも大使館や現地キルギス人の友達に電話をかけたり、少しでも情報を得ようとしました。
4/7以来、ぶすぶすと消えない煙に不安を隠せず、それでも最悪のシナリオを想像してため息をつくのではなく、良い方向に事は進んでいるんだと信じて、皆それぞれの活動に精一杯頑張っています。
以下↓は、以前BK日本センターの所長をされていた濱野さんの、今回の暴動に対する見解・分析です。複雑に絡み合う原因、民族間の問題、私の脳みそでは処理しきれない背景が転がっています。
とても興味深い記事です、読んでみて下さい。