特急「シャルク号」で出発です。
荷物を持ったたくさんの人、朝の匂い、日が昇る少し前 映画の中の古い列車のようでしょう~
ブハラのゲストハウスは私たちの出発に合わせて6:30に朝食を用意してくれました。有難や。
車窓からはウズベキスタンの村の風景。家畜はキルギスほど多くはないもののとっても良く似ている。
こんな感じ、アルシュ村そのものではないか!でも山がないのです、何かが足りないと思えば・・。
到着ー!!
サマルカンドナン、と呼ばれるほどここは「ナン=パン」がとっても有名。確かに中はもちもち、外はこんがり。パン作りに凝り始めたという我が家の父にも是非食べさせてあげたい逸品です。
お客さんの到着を待って、パン売りのおばちゃん達がすごい勢い‐!
常にシルクロードは商業の中心地、公共の広場として重要な機能をはたしてきたこのレギスタン広場は、圧倒的な大きさと、その青さ!
思わず、近くのベンチに座り、ぽーっとしてしまいました。
修復された時には約3kgの金が使われた、ということ!
中世のタイル、いつの時代でもオシャレ心をくすぐる模様ってあるのね~
表面は色がおちかけているけど、それでも
とっても可愛らしい。味があります。
このおじさんも、本気なのか商売上手なのか、とても不思議でコロコロと私もこの人の話術にひっかかり、結局スザニを二枚、お土産も二つ‐・・気が付いたら買っていました。笑
私たちが買ったスザニは真っ赤な生地。後でupします!
いつかはきっと私もこのイスラム圏の、この紺碧の中に入ってみたい、と思っていたそんな夢がかなった!と思いました。
小鳥たちがぴちぴち・・と鳴く青色の空間でした。
こちらも当時100人以上の学生が寄宿神学校として学んでいた場所です。中庭まで入りましたが、二階建ての小さな小部屋に当時、学生たちが2-3人ずつ宿舎として使っていたそうです。
ウルグベクさん自身も、天文学者だったそう。・・「地球の歩き方」によると、彼は恒星時一年を365日6時間10分8秒と推測したらしい。今日の精密機器で計られたものは365日6時間9分9.6秒で、誤差が1分にも満たないそうだ。 なんてゆう凄い人!
ウズベキスタンはキルギスに比べると、英語も多少通じるにしても、それでもこのイスラームの空気に包まれて、なんとも不思議な気持ちになったのでした。夜、ホテルに帰る道の途中、ぬーっと現れるこれは「ルハバット」14世紀後半の建物です。
(霊の住みか)という意味で、神秘主義者シェイム・ブルハヌディン・サガルジという人を祀ったもの。現在、周辺は伝統工芸の工房になっているらしい。こちらは夜のライトアップにより一層青みを増す「グリ・アミール」、意味はタジク語で(支配者)という意味らしい。ティムール(サマルカンド復興の父)、息子たちが眠る場所。
さて、サマルカンドももう少し見て回りたかったが、何せ一泊だけの予定、そして私がスザニ屋さんでつかまってしまった為、少し忙しい一日でした。
ブハラ3-4泊、サマルカンド2泊くらいはしたかったです。
さて、いよいよ明日は首都タシケントに戻ります!!