車輪が目の前にくるタイプ。少し背が高いのか、糸が出てくる位置も高め。さすがロシア人はきっと皆背が高いのだな。
●第二の仕事開始!●
実は以前から、何か学校でやってみたいと思っていた。
時々子供たちの学芸会や入学式に写真を撮りに学校に行くと、やっぱり私は学校という空間が大好きだった事を、雰囲気で、匂いで、子供たちの笑い声で思い出さずにはいられなかった。
6月~8月まで3ヵ月の夏休みに入ってしまう前に・・。
そんな頃学校の校長先生からも「なぎさをSAORIの作業場だけで閉じこめておくのは不公平だ!」のような事を言われ、何か自分にできる事をそれではやってみよう、と思ったのだ。 私は物ごころついた頃からピアノを弾いていた。母がピアノの先生だった事もあり、姉も音楽の道を進み、幼かった私と妹の遊び場はピアノの下だった。
小さい頃は外で遊びたくて、そして夜はTVが見たくて、とにかくピアノの練習が大の大嫌いだった。10分でピアノの部屋を出ると母の激が飛ぶ。適当に練習して部屋を出ると姉の激が飛ぶ。
村には楽譜が読める人が一人もいないからだ。学校に一台だけあるYAMAHAのキーボードと、ナリン市の子供センターからかりた一台のピアニカを使い、ドレミファソラシド~から教えてみる。 歌を歌うならまだしも、ソルフェージュなんて子供たち興味もつのかなぁ・・まぁ5人もくれば良しとしよう。と思いきや、うじゃうじゃやってくる!教室に入りきらず、とにかく週二回4クラスに分ける事にした。
音楽を言葉にして誰かに教える、なんて作業が始めてなだけに、そしてそれをキルギス語でするなんて。
それでも始めてしまった以上、5月末までは子供たちがわくわくした気持ちを胸に授業に来てくれたら本望だな、と思います。夏休み終わってぜーんぶ忘れちゃったって上等だぜ
こちら、「白州米」
そうです地元山梨でも名水の地として有名な白州のお米です。
日本から送ってもらったこのお米、先日炊きました。炊きあがりご飯の匂いをかぐと、何故か田舎のおばあちゃんの家の畳が、畑が、川が浮かんできて、一人日本に戻ったような気持ちでした。
真っ白でまんまるい、日本のお米。
日本の水で育ち、空気に育てられたつやつやのお米。