首都にいます。
秋のこんな日はとても美しくて、少し寂しくて、なんとも言えない気持ちになる。
この道ったら「クズル オクチャーブル」=赤い10月、という意味の名前。なんて素敵な名前。
今日ガタガタ道を車に揺られてドロン峠を越えて村まで帰ろうって決めた、のに・・
少し勇気が出ず、今誘惑の真っただ中。
明日にしちゃおうかな村に帰るの。珍しいコト、村に帰りたくないって思う自分がここにいるなんて。
日本から前の職場の先輩達が送ってきてくれたおいなりさん、食べたくて今回首都に持ってきているの。それを食べたい!お味噌汁が飲みたい。
今回の上京はjicaキルギス10周年記念式典に参加するため。
一週間「JAPAN week」として式典あり、お祭りあり、ブックフェアあり、着物ショーあり、協力隊の出し物あり。
私は式典で少し挨拶をしました、それも楽しかったけど、今回は着物ショーの出演者と、Jazz barで唄った隊員の髪の毛を担当したのですが、それが楽しくて楽しくて、本当に夢中になりました。
その様子はまた後日、出来上がったそれぞれの髪型の写真と共にアップします!
下は、昨日ランチに呼ばれたSさんの家で見せてもらったウズベキスタンのスザニコレクション。
行きたいなぁウズベク・・、布天国に行きたいなぁ。
行こうかなぁ。
いつも仕事の買い出しで大急ぎ・大荷物で行く布・糸の市場「Madina bazar」に昨日の午後は何も持たず、自分の買い物の為だけに行ってきました。
村の近所のおばあちゃんにサイマというキルギス伝統刺繍でスカートを作ってもらえることになったのです。
ゆっくりなバザール、糸も、本当に色々な種類と色があるんだなー
ウォークマンからはサニーデイサービスの優しい声
秋の柔らかい午後の光がふーっと目に入ってくる
帰り道-
ネパールの友達に電話をしました、村で図書館の係をしていた彼女が結婚したという話を聞いたから。
そんな彼女が村に戻ってきていた事、彼女のおばあちゃんが亡くなったということ、サウジに仕事に行っていた友達が結婚した事・・etc
その時間は気持ちもネパールに瞬間移動、電話を切った後
あぁ、ここはキルギスだった。
日本のあの人に会いたい
今日は気持ちが小さいのを感じる、大きさはというと水風船くらいでしょうか
明日は気球くらいの気持ちになって、そのまま村に飛んで帰ろう
やっぱり今日は首都に残ろう