2010年11月14日日曜日

10月24日- 開祭-

午後1:30、予定より30分送れて開祭 今思い返せば

たったの30分の"予定外"に笑顔をなくすより
あははと笑い飛ばして、企画者である私が誰よりも一番幸せな顔でいなくてはならなかったな、と反省。

色々が抱えきれず、笑顔が出ない。一人難しい顔。ばかー!!!
Hostママで、同じジャーマットでも働いてるGエジェと共に司会。

そして!突然Surpriseの手紙は前任の先輩から祝電を頂きました。


お金の為だけの仕事ではありません、商品を買ってくれた人が温かい気持ちになるような商品作りを、作り手も喜びを持って物をつくり販売する、それがビジネスです。

と説得力のある一言に心を打たれました。

そのことをSAORIジャーマットの皆は分かっていると信じています、と。

たった一台の織り機からこのジャーマットを創設した先輩だからこそ、言えるこの言葉だなとどーんと心を打たれました。

二代目の私の役割とは・・。私にとっての手作りの意味とは?ビジネスとは?

今でも自問自答の日々です。

それでも開会式は順調にすすみ
子供たちもどこからともなく集まってくる   丸い背中たち

さをり織り体験コーナーでは女の子たちが

カルパックなんかかぶった少年達が
そしてずっと織りを体験したかったというS隊員が夢中です。

●美容講座●
石鹸隊員M隊員の、ナチュラル石鹸を使った洗顔、アイラン(ヨーグルト)パックの美容講座。
普段オシャレ情報の乏しい村での、それはそれは素敵な講座でした♪
●オイルハンドマッサージ●
多才なY隊員による、今回はoliveオイルを使ったマッサージ講座!
手のお手入れなんて夢のよう~**といわんばかりにたくさんの人が受けていました。●ネイルアート講座●
ナリン市のB隊員と、助手R&Tによるこの講座の反響のすごかったこと!
初めての企画にも関わらず、完璧な準備! とにかく翌日からは学校で女子がキレイにペイントされた爪を見せ合い
おばちゃん達もはしゃいじゃったりなんかして

皆の爪がきらきら光った瞬間でした
講座のスタッフはお茶も飲まず、休憩もせずひたすらお客さんに向き合ってくれました。
本当に本当にありがとう。
私の為の講座じゃない、村人を、そしてこの日アルシュ村に来てくれた人々への講座。
それなのに、とにかく有難うと心から手を合わせてそう言いたい。
後日、ナリン隊員との反省会ではネイルのB隊員から
「自分の趣味が、一人の人をあんなに幸せにできると感じた瞬間、自分の方が幸せになりました」
という言葉をもらいました。何よりの言葉です。
こちらはなぜか途中で始まった、馬でヤギのバラバラ死体を取り合うゲーム↓
に喜んで参加するA隊員。-けっこうなお手前である!

●料理講座●
シェフMarcoのレシピに見入る女性たち

ちなみに手前は彼女達の手作り雑貨、値段なんか付けて売ったことないわよーと、出店するのを渋っていた彼女たちの雑貨は本当はとっても可愛い!

売れ行きも上々◎
来年はもっともっと巻きこむぞ、そして大きな“クラフトフェア”にしたい、それを夢見てます。
スンバットの作るキルギス料理、オロモ、とは

生地をのばし、細かく刻んだジャガ芋、玉ねぎ、を巻いて蒸します。
ん~・・美味なり! そしてODEN、に群がる村人たち。
大なべで作られたシェフのおでん、いっきに姿を消しました。
日本食に飢えている日本人は最後残った汁を大事そうに大事そうにすすったのでした。涙


お天気も良く、本当によかった。

16:00からはいよいよ閉祭式、天山の山々をバックに感動的なフィナーレを迎えました。

また書きます乞うご期待! おやすみなさい!