2月13日
首都のnational museumにてキルギス国内の様々なボランティア団体を対象にした、地元大学の学生ボランティア主催の大きな会議が開かれました。
国連関係機関、障害者支援団体、ピースコー、学生ボランティア、そしてJOCVも招かれ、私も村で活動するJOCVとして、SAORIジャーマットについて10分ほどのプレゼンをしました。
初!人前での発表にドキドキ、わくわくの「はず」でした。が・・
13th February, there was a big meeting for the volunteer organizations working in Kyrgyzstan.
There were the branch of theUnited Nations, peace corps from the US, some university students' groups, and us, JICA(JOCV) was also invited. I gave the presentation about my activities too.
前日、晴れ晴れしく、初舞台を迎えるべく上京したものの
・・寝る時間を割いて作ったmovieが全く映らない!!
えっ??! 涙
いやー・・嘘よね?
言い聞かせる、でもうんともすんとも言わないパソコン君。
明日は朝から準備、11時には集合なのに!!
しかも100人くらいの規模って言ってた明日の会議!!
なんで映らないの?!
一瞬にして私の頭の中はパニック、顔は雨が降る直前のような暗い表情に。
でも、その日はちょうどキルギスに帰ってきた先輩を迎えるべく夕飯に皆そろって出かける日でした。
悩んでもしかたない、やるしか方法はない。
-今夜、徹夜覚悟でもう一回作ろう-
そんな事をずっとずっと考え、夕飯会場まで乗合バスに乗り込んだ・・。
どうしよう、もう一回写真を集めて、movie makerに取りこんで、
でも明日までに間に合うかな、明日ちゃんと映るかな・・
頭の中は不安でいっぱい!
「なぎさちゃん、降りるよー」と、Y先輩。
「あっ、はい」
と、肩から提げていた赤いバッグの口が開いているではないか!
ええっ??なんで???
そして、・・・衝撃的事実の発覚。悲しいお知らせです。
お気に入りの猫のお財布が、影も形もなくし、闇に消えました。スラれたのです。
言葉にならないショックと、相手のプロ技にあっけにとられ、それから込み上げてくる悔しさと嘆き!
I was all prepared to this presentation but, when I got the office the day before the presentation, the video I made was not working at all. I tried and tried but, nothing came out to the screen.
So shocked I was, but I have no time. So, anyways I got on the local bus to go to the restaurant where my friends were waiting, and what happened to me was, oh.. I wanna cry. Still now I can't believe it, my wallet was stolen in the crowd...
細かい事は、思い出すと悔しく切ないので書きません。
でも大事に至らなかった事のみ報告しておきます。
-さよなら私のお財布・・・ うぅぅ
I hate to say but, Good my wallet.
キルギスに少しずつ慣れてきた今日この頃。
気をつけなさい、周囲に注意しなさい。
神様がきっと警告しているんだな、と身をもって感じました。
痛感いたしました。
その日の夕食では、とにかく必死で作り笑いを。
-頭の中が少しもすっきりしない・・でも美味しいピザだったなぁそういえば。
そして、皆さんの助けを借りて、(写真を提供して下さった方々に感謝!!)
明け方4:00まで作業し、なんとか次の日に間に合いました。
It is the warning to you Nagisa. .that's my mom said to me.
Little by little I'm getting used to live in foregin country, here in Kyrgyz. But hey, watch out. You should be careful. Maybe it might be really a warning to me.
Until 4:00 in the morning I was making the Video, and finally finished.
13 th of February.
お財布の事は忘れよう、今はとにかく舞台に立たなきゃ。
冷汗をかきながら、たどたどしいキルギス語で村や、ジャーマットの紹介を始める-。
Forget about the wallet! You have a duty today.
ロシア語スピーカーが多い首都Bishkekで、日本から来た小娘がキルギス語を話すという事に反響!
無事、活動の内容と、女性たちの紹介をする事ができました!
村で今日も頑張っている女性たちの姿を思い浮かべたら
私には集まった人々に皆の頑張る姿を伝える義務があるんだ、とそう思いました。
村の生活は厳しいです。女性も男性も一日中生活のため、働きっぱなしです。
でも、生活の為だけに働くんじゃない、気持ちを表現したい、
自分たちの力でお金を稼いでみたい、そして何より夢を織りたい、
仲間と一緒に働きたい、そう思った仲間が今のジャーマットを立ち上げました。
と、前任の先輩が語ったであろうジャーマットの夢を、二代目の私が引き継いで発表していました。
Thinking about my group in the village, thinking about the womens, I strongly thougt I need to tell people how they live in the small village.
Life is taugh, and they didn't have the jobs but they wanted to earn money by themselves, wanted to express their own feelings and thoughts, wanted to work together.
So they started this weaving group. I said so, believing that one vounteer who started this group had the same dream.
Video のBGMに、笹川美和(確か)さんという方の「金木犀」
友人から借り、急きょ使った曲でしたが、じーーん・・・と心に染みました。
夜中一人、染みていました。涙
もとのvideoが映らなかったこと、お財布が消えたこと
とても心が傷んだけれど、でもこの曲と出会えた事、この事が何よりの救いでした。
いい曲と出逢えました。ありがとう。