大きな嵐が去ったような日々を静かに振り返っています。 当日の朝、6:30起床
まだ薄い朝の空気が肌をひんやり包み込む中、お祭り会場へ急ぎました。
上の看板は、昨年も看板作りをお願いした学校の先生であり近所のおじさんTバイケ作成。
もとのデザインは隣村の村落隊員Mちゃんのアイディアです!
●ボズウイハプニング●
お祭り前日19日の午後、三村揃ってボズウイを建てる予定でいました。私の村、アルシュ村は三村の中でも一番小さく人口も少ない。その為か、大きな、装飾の付いているボズウイがほとんどないのです。なのでだいぶ前から隣村ケゲシュから一つ大きなボズウイを借りる事で話はまとまっていました。ところが・・組み立て始めると、貸してくれるはずの家族がいきなり「やっぱりこんな古いボズウイは恥ずかしくて人前に出せるこができない、今すぐ中止してくれ」と!!
いやいや、お祭りは明日なんですけど> < ・・キルギス人は、「ウヤット(恥)」を心底恐れます。他人と比較したり、人にどう思われるか、それを物凄く気にする人種であります。
予定していた前日のスケジュールも思うようにいかず、もう一度村に帰りボズウイ探しから-。 学校の校長先生に何とかお願いして、男衆7人で巨大フェルト、天井のトゥンドゥック、骨組を運びこみ、アルシュのボズウイがケゲシュ村に立ったのは夕日が傾く時間。・・とにかく、良かった。間に合った!
●クラフト部門●
今年もSAORI商品はたくさんたくさん作るよう頑張りましたよーー!なにせ、村人には20%ほど安く提供しようという昨年同様のプランもありました。村で、小さな子供、女性達、男性もSAORIのグッズを持ち歩いている光景を目にすることが何よりも嬉しいからです。 太陽の光が差すような夏の一日、お客さん来てくれるといいなぁ・・!と首都から2日前に戻った我が家のGエジェと、妹のグルジャズ。 ナリン市内からはお土産屋さんも(上:Kyrgyz Uz、下:Naryn CBT)クラフト部門に出品、お店を構えるだけあってさすが商品が大きいですね。全て手で作られたフェルトの伝統絨毯です。 ボランティアの中からも、現地キルギス人からも大人気のタスマ村ナチュラル石鹸。100個あったという石鹸が最後には5個だけ残って、後全て完売だったそうな。アザマッツ! こちらも同じくナリン市内に工房を構えるナチュラル素材のロウソク屋さんの商品。新ナリン組のNちゃんが販売を担当してくれました。ここのロウソクの香が抜群で、色もデザインもナイス、何より10cmほどのロウソクが40時間ももつのです。
このビジネスを始めたのはイギリス人のクリスさんご一家。もともとエンジニアで科学専攻だったから材料の調合くらいは分かっていた、というクリスさんが今後ロウソクビジネスは現地の人に、ご自身はツーリストの方にしばらく力を注ぎたいと言っていました。 ビシュケクやイシククル州からお祭りに参加してくれたJOCVや、他多くの日本人の皆さまありがとう。 こちらは村のおばちゃん・おばあちゃん達の手づくり雑貨たち。
ボズウイに用意されたご馳走、お祭り用にと着飾ったおじいちゃん、おばあちゃん達。
このお祭りの準備の大変あ時には あー早く終わってくれーって思いました。疲れたーって。