2012年2月26日日曜日

going to 常葉のおばあちゃんち!

いけない!二人の滞在記が・・帰国一ヶ月も経ってからの更新になっている!これでは正真正銘の「回想記」である。
今朝は久しぶりにキルギスの夢を見た。たくさん並んでいる町の中のアパートで、村の友だちをずっと探している夢。
懐かしくて少しノスタルジックな気持ちで目が覚めた。

あぁもうここは完全な日本だった。●二人の回想日記●
いきます!!

今日(思い起こせば1月15日、日曜日。天気:曇)
その日は父・母の運転で下部へ
母の育った山麓の村、下部温泉郷のお膝下、無人駅「甲斐常葉」が今日の舞台です。
こちらの家は母の叔母さんの嫁いだ家、大家です。
由緒ある家だそうで、私はこの家にいつも何か凄まじい歴史か、文化の匂いを感じています。
今でも土間の玄関、お風呂も木の丸い浴槽。
畑の角にひっそり佇む、この神様は、おじいちゃんもおばあちゃんもいつも頃からあるのか正確なことはわからん、と言っていたなぁ。
こちらは母の生家。昔、造り酒屋をしていたというご先祖の建てた家です。
今でも従姉妹達の集まりはこの家で。
桜が満開の頃に亡くなったおじいちゃん、キルギスへ出発する一ヶ月前に亡くなったおばあちゃん、二人の面影の残る常葉の家は、このまま私たちの記憶の中に、意識の中に、いつまでも残しておきたい、残しておかなくてはならない場所なんだと思います。

村(田舎)に全てがある、というキルギス語の言葉が好きです。

●以下Rahat baike撮影●

カメラを渡して、好きな写真を何枚でも撮って下さいね。とわたし
子供のようにはしゃくRahat baike
畑の後ろの石積み
お勝手の裏に今でも残る井戸
下部小学校の裏の竹やぶ
この辺りをいつもこの姿勢で見守る祠
学校の裏、天皇山にあるという(私は行った事がナイ!)地守り様
そしておばあちゃんの家で夕方見た相撲の番組に大興奮!!
シャッターきりまくっていました。
外からの人によって、もう一度その価値を見直すきっかけを与えられることはよくあります。
それは「日本文化」という名のつく何かではなく、名宝でも、文化財でもなく、こういう何気ない私たちの生活の中に、たくさんあるんだ。
そう気づかされました。
ずっと残していきたい場所、大好きな常葉への1day tripでした◎

2012年2月8日水曜日

Asian Reunion in Silkroad 2012 -再会-

快晴山梨!笑顔のAlmagyl eje朝から爽やかな風に包まれ県立美術館へやって来ました。
皆で作った大キャンパスに下絵の支度をRahat baike
どんな風景が彼の頭の中に広がっているんだろ
二人のコムズ姫、Y&Tの演奏。寒い中ありがとう・・・!素敵すぎだったわ
そして始まったペインティングft.琴、コムズ
二つの弦楽器が奏でる繊細で美しい音色、そしてRahat baikeの筆が動き始めた
✤ラハット・イテキエブ✤ Performance painting.
完! 
やっぱり凄いなー
2010年キルギスでの第一回目Reunionの時、本当に魔法にかけられたようにしか感じられない不思議な不思議な体験だったけど、2012年拠点がホーム甲府に戻り、改めて彼の躍動感溢れる作品を間近で見ると、今回は細部まで見えた。見ようとした。中に描かれた和太鼓の少年、Narynで活動する隊員Aのイメージが今でもなお鮮明にRahat baikeの頭の中には残っている。らしい。継いでいますかー日本の文化継いでますか
日本側・キルギス側の絵の中心にはTyndyk(キルギス移動式テントの天井部)とも見える太陽 叙述詩マナスを歌い伝えるマナスチそしてこの笑顔!!
たった10分のパフォーマンス、されどこの10分に濃縮された二年越しの想いが確実にあったように思います。
さて今後は料理教室&キルギスnight、東京観光など楽しい企画が帰国まで。