ある日、向かいのミルアイダ4才が泣きべそかきながら我が家に来た。
お兄ちゃんと、お父さんが相手にしてくれない、らしい。
「じゃブランコの絵を描いて一緒にお願いしに行こうか。」
丸い形、座る所に大きな星型を描いたり、花の形にしたり
私も色々なブランコの絵を描く。夢中!!
そしてミルアイダは黙々と色を塗る・・
「アマンバイケー(お兄ちゃん)、こういうブランコ作って」
と、一生懸命に描いた絵を渡すと
「メイリーアンダ(・・分かったよ。笑)」とアマン。
やったー!!(^^)
そして天気の良い次の日に早速、ブランコ作りが始まりました。
うふふ~ アイダイも、ほらここに座って!と上機嫌のミルアイダ。
ブランコを支えるこれは、トラクターの何からしい。
丈夫な鉄を通したって。・・本当に丈夫でしょうね?
そして・・
完成!!
近所の男の子らも、ブランコに乗りたい様子。でも見てるだけ、なかなか言えない。
えぇ乗りましたよ、壊れないか内心ドキドキしながら。
私の左のティレックはなぜか、紐を持ってくれていますね・・。彼もブランコが壊れないか心配してくれたのでしょうか。?笑
夢のブランコ。私は子供たちの要望に応えて、近いうちにこのブランコに絵を描きます。
雪も溶け、アルシュ村も「春」の姿に変わり
子供たちは一日中外で遊んでいます。
何かというと、羊の膝の骨です!
屠殺する時に一頭の羊から二つ出てくるこの(関節?)チュチュックを集めて、お母さんやおばあちゃん達が羊の毛を染める時(シュルダック=フェルトの絨毯を作る時)に一緒にこの骨も染めてもらうらしい。
日本でいう駒遊び?
くたくたになるまでたくさん遊んで、なかなか家に帰って来ない。遊ぶ事は子供の仕事。
男の子と同じ気になって外を走り回る、おてんばだった自分の幼少時代を懐かしく思い出します。
たくさん遊べ~こどもたち!!