2009年12月22日火曜日

アイディアを求めて -We want the new ideas!-

家の中での作業は集中できる。誘惑が殆どないからである。
映画観に行こうかな、買い物に出かけたいな、友達とカフェ行きたいな・・。そんな思いにならないのです、村にはそういったものがないため。

でも、私たちは商品を作るために色々なアイディアを求めている。糸、形、色の組み合わせ。

日本から持ってきた雑貨や、フェアトレードの雑誌を女性たちに見せ、参考になればと思いました。
Always, we need the ideas for our hand-made products. Its yarns,colors. I showed the magazine, thinking that anything whould give womens good ideas. They seemed being interested in those picures.
へぇ、こんなのがあるのね。
インドのフェアトレード商品を見て・・ふむふむいいわねこれー。They're cute aren't they?

興味深く見ている女性たち。Hmm, interesting!
これらは、キルギスのトクモク市で作られている糸。細い糸は二本一緒に整経し縦糸に。太い糸は横糸にします。
首都にあがる前日、足りない色を調べ、メモしてバザールでの買いだしに備える。
Choosing what color I should buy at the bazar. This is the day before I go to the city.

光が差し込む時には、干してある布がなんともきれい。When the sun comes, it's so beautiful.
作品1.ドレス作品2.ペンケース(トクモク糸使用)
作品3.カバン(取ってアルシュ村木工職人さん作)

2009年12月19日土曜日

活動について -About my job-

さて、今日は私の活動拠点であるSAORI(織物女性グループ)の様子をお伝えしたいと思います。現在仕事に来る村の女性は7名、子持ちのお母さん達です。朝早い人は10時に来て、織りかけの布、縫いかけの作品からとりかかります。

今回は12/18までの、個人のお客さんの注文の品(約20アイテくらい)を仕上げる事に皆集中していました。有難いことです。
織りあがった布は、ぬるま湯で洗います。外の井戸からバケツに水を汲んで来て、そのバケツの中に電熱線?-太いコイルのようなもの-を突っ込み待つこと15分くらいでお湯の出来上がり。貴重なお湯です、それでゆっくりとジャブジャブ洗います。日本の織物の教室では、この仕上げが肝心でした。お風呂場でぬるま湯+ウール用の石鹸を溶かし、何度も何度も足で踏み、幅をそろえたり、布を柔らかくしました。ここではとにかく水は全て汲んでこなくてはならない・・という事で、日本のようにはいかないけど、でも最低限使えるお湯で丁寧に洗います。

そして干します。天気の良い日はそとの日陰で干したい、と思うのですが何せ村は常にマイナスの世界、一瞬で凍ります。涙 なので部屋の中で。ちなみにこの布はペンケース(定規、はさみ、ペンなど)になります。これに使っている糸はバザールで購入している中国製の糸。縦糸は細め、横糸は太目の糸です。すこしごわごわしているけど、鮮やかな色を楽しむ!という点では可愛らしいかな。
完成!使い勝手も良い。

部屋の中にて、干される布達。左三つはスカーフに。右から二番目はサマードレス、一番右はスカートに縫製されます。
サマードレスとはこの感じ、ステキ!姉妹ドレスと名付けよう~

縫製担当、ジャーマットのリーダーでもあります。一番若いジャズグル。

おまけ、私の部屋-。床の絨毯(シュルダック)がなんとも良い。

カーテンと共に掛るのは私の尊敬する方々のショール。左から・ネパールへ連れて行ってくれた染めの先生の桜染め。真ん中・日本の織物教室の先生のショール。右・学生時代に魅かれた真木テキスタイルのショール。 

三枚を見て、よし!と自分を勇気づけています-。   

11月音楽祭前夜の部屋の中はこんな楽しい状況でした。今は、私の部屋の隣の部屋で作業しています。さすがに、朝から晩まで誰かが部屋の中にいるのはちょっとキツかった。でも寝ても覚めても大好きな織り機に囲まれているの、わくわくしました。

2009年12月13日日曜日

From Naryn city

Hi everyone, How are you?
I hope you're all doing great wherever you are.

I am now in Naryn city which took about 20min. from the viallge by the taxi.
Sorry here is no Japanese key so I have to type in English.

Today, the reason why I came here is to meet one American lady who gave us the orders.
"SAORI weaving group" where I'm working now, the one Japanese volunteer who started this group made the catalog couple of months ago. After that, many people have intersted in our activities and hand-made products and giving us the orders.

This is such a great thing, to work for the orders and I'm appreciated indeed.
We weave and sew every single day, from the morning maybe at 10:00 the earilest woman came and until 18-19:00 they satys and works. Now I'm working with 7 womens.

Now I've been busy so I have to work at home on Sat&Sunday too.
Yes, sometimes I feel like ..ooohhh I wanna go out! somewhere else!

But like today, coming to the city for meeting people, like next week I'll go to Bishkek for our friend's farwell party, it gives me a good time to reflesh.

Also today I called my grandparents and dearest friend in Japan.
At first, the IP telephon didn't allow me to talk with them so easily. But I really wanted to hear their voice so, didn't give up and kept calling.

Thanks god finally I made it, and maybe I talked with them 10-15 minuts.
Such a happy time. Thank you.

There're still so many things I want to write about, but I need to catch the taxi returning to the village, so please be excited for the next updates.

I'm doing good, enjoying wherever I am.

Have a nice day!

2009年12月5日土曜日

アルシュ村便り その2.-From the village No.2-

アルシュ村の家族と、私の家、そして生活の様子を紹介します!
Here is the picture of my family in the village, my house and the life style.


お父さん、お母さん、12才のグルジャズ、10才のベックヌル
お父さんは家にて何やら色々作ったり、羊や牛の世話をしたり。お母さんは村に一つある学校のキルギス語の先生。
子供たちはよく遊び、ケンカをし、そしてよく家の手伝いをします。
Hostfather, Hostmother, and 12year-old and 10 year-old kids.
Hostfather makes things (furnitures)or takes care of the cattles. Mom is a teacher, teaching at the only school in the viallge. Kids help their parents alot!


寒い冬での、私たちの命綱!ペチカと呼ばれるストーブです。
この上で例えばおかゆとか、オートミールとか、時々作ってみます~ 
だって朝ごはん・昼ごはん共にパンと紅茶×毎日・・私の胃もたまには小麦以外の物を欲します 笑

じゃが芋・玉ねぎ貯蔵庫!
ものすごい量が保存されてます。にんじん・にんにくは時々ご飯に出るかな?でも、基本的には食事は偏りがあって、果物食べたい、ほうれん草食べたい、かぼちゃ食べたい・・と思う。
村人はもうこの食生活できっと何十年も、生きてきているから強い。もちろん風邪もひくし-最近キルギスでもインフルエンザが猛威を奮っている-でも、免疫力がない日本人の胃と比べたら強い。

同じように家族の食事を、って思っている。
でも私はどうしても日本で育ってきている為、どうしても他に食べたくなってしまう。
So much of the potatos, onions! I want to eat fruits, vegetables! There're not enough nutrition..I think maybe I should eat the same thing what they usuallu eat. But I was born in Japan and grew up. So, I sometimes want to eat other things.


もくもく~しゅわしゅわ~


さて、この蒸気はお肌にサイコーですよ♪
モンチョと呼ばれるお風呂、五右衛門風呂と想像していただきたい。家の前の井戸から水をくみ、お父さんが薪をくべてくれ焚いた火で熱いお湯となり、水をまぜながら使います。
初めてモンチョを体験した時、あぁここで2年生きていけると心底思いました。神様ありがとう。
This is the bath, we bring the water from the water well, boil it with the wood fuel. When I first experienced this, I convinced that I could live in this place for 2 years. It feels sooo good.