2014年5月28日水曜日

カルパック編ーおまけー


 キルギス男性が正装時にかぶる。
フェルト帽子カルパック


 いない いない・・
 ばぁ!!
いただいたお土産で
完全に遊びに走る息子でした◎ まる

2014年5月24日土曜日

キルギス風大宴会in Boz yi


 その日は朝からそれぞれに準備、準備。
男は羊をと殺、そして、毛ごと丸焼き、解体します。

ちなみに選ばれし羊をと殺する時には、必ず家にいる人たちを集め、全員で手を顔の前に(小指と小指を合わせます)合わせ「オーミン」と祈ります。目の前の命を頂く時の、感謝の祈りです。
 女は内蔵の処理、きれいにきれいに。何も残さず
慣れたてつきで洗っていきます

私「内蔵の処理ができない、町から来たお嫁さんはどうするの?」
女性「良い姑だったら一から教えてくれるわよ、厳しい姑だったらそりゃ大変よ、あははは」
シャシリク(串焼き肉BBQ)の仕込みは男性がするもの、とこの時に初めて知りました、下ごしらえお肉を柔らかくするためにキウイフルーツを潰していれます。
ボルソックの揚がってゆく香りに酔いしれ
トゥンドゥックからの木漏れ日に気持ちが落ち着き
色とりどりのごちそうに心躍る



ありがたい、こんな総動員のおもてなし

 随所随所で、トス(乾杯時の音頭・with 祝辞)
夫は言葉が通じず、しかし男性の輪に連れ去られ一人困る 笑
カラフルなボズウイ内装に、カラフルな女性達
 この日は仕事や家事も、一瞬だけそんな事をわすれよう

 歌って踊っての宴会は夜まで続いたのでした
下写真・妹(右より三人目)
キルギス語分からないはずよね・・?なぜかとても愉快に一緒に歌っている
この歓迎を受け、その後も近所でのお茶に食事に招かれ、感極まって涙を流した、その妹が言った言葉が印象深い

「キルギスの人たちのお客さんをもてなす気持ちは、個人ができる、思いやりとかのレベルを超えてるね。日本のお・も・て・な・し、どころの騒ぎじゃないね」

「お客さんが幸福を運んでくる」
「足跡の数が、多ければ多いほどその家は幸せになる」

古くからキルギスに伝わるその精神に再び触れて、また新鮮な気持ちになった

皆、ありがとう
本当にありがとう

2014年5月21日水曜日

アルシュ村との再会

村へゴー!
Audiの車に安全を祈りながら
穣のご機嫌はサイコーに良い
久しぶりの乾いた空気と家畜の匂いに歓迎され
長い長い道を ひたすらゆく

この川の源流はきっとナリン川
山、川、家畜、のどかな風景

懐かしさと興奮で眠れなかった

ドロン峠はまだ雪化粧を残し
クムズはまだ出ていないと確認


入村!
アルシュ村を初めて見るじょーの視線の先には

メー、モー、アヒー、コケーコッコ
ワンワン、にゃー


 色々な動物の鳴き声がするー

わんわん!
ちっちー!!

んもー!

小さな瞳をいっぱいに開けて
一生懸命おしえてくれる穣です

そんな風に始まった、アルシュ村での日々


 畑はじゃがいも植えを間近に
牛は子牛を、にわとりはヒヨコを産み育てる季節

一面はタンポポがやっと開花を
そしてあちらには変わらぬSAORIの作業場が


今、本当にアルシュに来たんだと実感

気持ちいいー風だー!




出発!〜初日・首都Bishkek

2014.5.3 日記より


アエロフロート12:00発に乗り込んだ
今回のキルギス旅行はみっちー、穣、あっちゃんが一緒
二年間、協力隊員として活動していた自分の任地へ
家族と共に帰るということ

とても不思議で
とてもうれしい

アルシュ村の皆に会える
少し大人になった自分を
キルギスはどんな風に受け入れてくれるのかな
 さすが、どこでも熟睡できる私たちの子
心配をよそにぐっすりよく寝ました、機内食もしっかり食べました
大きな機体に興奮して「こーち!」=ひこうき!
モスクワまで9.5時間
待つこと5時間あまり

PM7:15@Moscow空港 日記より

二年半前、キルギスを後にした
活動の二年に必ず終わりがくることを痛いほど感じた
その時にここモスクワ空港のトイレで
泣いたことを思い出す

まるでその時に落としてきた何かを
静かに拾い集めるかのごとく

今は不思議と落ち着いていて
大切な人たちを連れて
確かにキルギスに向かっている


 AM5:30
Bishkek Manas 空港着

少々の仮眠後
週末Bishkekの醍醐味であるソビエスキーバザールへ!

相変わらず骨董品、アンティーク食器などなど
良い雰囲気です
ロシア語に四苦八苦しながらなんとか交渉!



いよいよ明日は、六時間の車移動後
任地アルシュ村へ!!

わふー!空にまで飛び上がりたい気持ち

穣もわくわくしているかな
はい、ポーズ!!


待っててよアルシュ村!

to be continued ..