2010年12月22日水曜日

本格的な冬の訪れ‐冷たさと温かさ‐

お朝、目が覚めると窓ガラスのこんな素敵な模様 温かい布団から出たくないー・・・

高い山々に囲まれているせいか、太陽が昇ってくるのが8:00過ぎ。
7:00とはまだ夜のようです、月が輝き、星たちもまだまだ元気。

夜といったら最近はろうそくの灯りで、寝る前に本を読むのが私の日課になっています。

今は立花隆ゼミ生共同制作の「二十歳のころ」を。

自分は二十歳のころ、何をしていたっけなぁ。・・初めての一人暮らしを東京の百草園で始めて、居酒屋でバイトを始めて、大学の可笑しなゼミ仲間と出会えて、もう少しやってみよう大学を辞めずに続けようと思えた年だったような気がする。

畳の似合う、百草園の部屋‐

安いお酒を囲んでは仲間と朝まで騒いで呑んで語って、酔った勢いで浅川に散歩に行ったり、時にはあの小さな部屋に20人も詰め込んでお酒を飲んだっけ・・。(お酒の思い出しかないのか私?笑)

そして今、28才というこの微妙な年と向き合っている自分に気が付いてみたり。

出勤!10:00-10:30

真っ白い、工房までの道。気持ちもシャキっと真っ白色
上・朝の工房

下・夕方の工房

とにかく今日は静かな、静かな、雪降る一日でした。

雪は音を吸収する、なんてそんな現象を私はこれまで知らずに生きてた。あらためて雪って神秘的な存在である、音を吸い込むなんて。17:30、家路へと急ぎ足のGエジェと、Dエジェ。
Gエジェの手には昨日織りあげた、かばん用の布。今日洗って干して、明日縫製です。身近なところに自分が織った「布」のある生活、今や当たり前のそのことが、ふととても幸せに感じる。

寒い・・!私も自分の家へと走ります。
真っ白い景色の中、家の明りってなんて温かいんだろう。
きっと家の中はペチカが焚かれて温かいんだ、うれしいな。

昨日、我が家の子供たちがせっせと楽しそうにクリスマスツリーを飾り付けていました。天井からは去年一緒に作った輪っか、そして大学生ボランティアR子ちゃんが伝授していってくれたシュリケン!
では、おやすみなさい。

今日はどの人の「二十歳のころ」と出会えるのかな。