2011年6月28日火曜日

祝・ナリン州観光パンフレット

ナリン市にあるCBT(Community based toursit)のオフィスから
ナリン市の案内、ナリン州の観光地二か所の観光パンフレットの作成にあたって、イラストのお願いがきました。

村にいるとなかなか落ち着いて絵を描く時間のない最近です。Sketch book、鉛筆、色鉛筆を持ってCBTのオフィスで座ってゆっくり四時間、とにかく集中して描き込みました。



●ナリン市●
(モスク、銅像、美術館、ナリン特有のRedMountains)●タシャラバット●
(行った事なし・・岩の何か観光地らしいです。キルギス伝統織物ウルモゥックを飾りに)

●ソンクル●

(昨年夏訪問、たくさんのボズウイ、羊、3000mの山間に広がる澄んだ湖に感動した場所)


●挿絵たち● キルギスにまつわる様々なものポット、スプーンフォーク、りんご


そして先日、完成したパンフレットが手元に届きました。内容は、ナリン市の観光隊員Bちゃんの貢献大!

タクシー・バスの運賃、ホテル価格、等など・・。本当に頑張りました。有難う、こんなに素敵なパンフレットに参加させてくれて。

観光隊員はBちゃんが初代隊員です。

今後のナリンの発展につながりますように、この素晴らしい場所が一人でも多くの人に感じてもらえますように。

2011年6月26日日曜日

Nパパ来キルギスタン!!

ウズベキスタンより嬉しいお客様‐
そうです私の同期Nさん、そしてお友達のFさんがキルギスまで訪ねに来てくれました。 朝8:45到着、久しぶりのNパパとの会話が弾んで、そして首都ビシュケクの景色を眺めながら

車に揺られ、その日中にナリン州まで移動、18:30にはアルシュ村の空気を吸っていました。

途中、コチコル市でSAORI商品の納品。Nパパが撮ってくれました!

ナリン市入口に立っているネコの像。

いつもこれが目印で、あーナリンに帰ってきたぁと思うのです。


モンゴルに二年住んでいたNパパは、しきりにキルギスの風景を、モンゴルの田舎にそっくりだ、と。イギリス、アメリカ住まいの多かったお友達のFさんは、全てに感動していた様子!


翌朝、お客さんが来たからとキルギスで一番のおもてなし、山羊を一頭屠殺してくれました。やっぱり羊肉の食文化モンゴルでの屠殺の仕方と、キルギスのと少し違うようでした。へぇ興味深い・・オーミン。


それにしても我が家の妹グルジャズは本当に良く働きます!


将来、私は自分の息子、娘にたっぷりキルギス仕込みで、家事をさせようと決意しています。 覚悟してろよー子供たち!笑


SAORIの作業場を見学、お財布やリュックサックを買って、

「これを見る度、皆さんやこのアルシュ村を思い出します」と言ってくれました。

その言葉が女性達や私をどんだけ幸せにしたことか。

物を作ったり絵を描いたりする、そしてそれを人に見せたり売ったりする事、その先にはこの言葉を期待する作り手がいるのだと思いました。自然に、そして必然に。そこが、きっと物作りの醍醐味なんだなぁと思います。

アルシュ村お決まり「馬ツアー!」


わくわく楽しそうな、少年のような表情の二人にこちらまで楽しい気分♪


Fさんは、早速購入してくれたSAORIのリュックをしょって出発ー!

村の裏山で放牧&馬の乳しぼりをしているジパラエジェを訪ねて。


キルギスではたくさんの場面で、女性の凛々しさ、美しさ、力強さを感じてきましたが、きっと私の心にはこの光景が一番鮮明に残ることでしょう。


馬の乳を搾る女性の姿。

ボズウイの中にて。搾りたての馬の乳、馬乳酒、サマール・・この時期にしか味わえない、キルギスの味をたっぷり頂きました。馬乳酒はキルギスの夏の味、大好物です!


二人にも好評で嬉しかったです。胃腸に良いとされるこの馬乳酒(クムズ)、日本に帰った後は恋しくてたまらないんだろうなー・・・



Nパパは釣り名人!


川を見ると居ても立ってもいられなくなってしまう人です、流れが急かな、、と言いつつもとりあえず釣り竿を投げてみます。結果は残念でしたが、釣り好きの気持ちはしかと伝わりましたよ。


そうです、常に夢はでっかく。


通りがかりのおじさんと!

モンチョ(窯焚き風呂) にも入りました。


きっと、この60年代の二人には少年時代を思い出させる、そんなアルシュ村だったのではないかと思うのです。

私もその時代に生まれたかった‐always3丁目の世界。だから余計に、二人には懐かしさと、なにか故郷を感じさせるものがあったのではないかなぁ、と。

二日目の夜は、山羊のベシバルマック!

お尻の部分(一番のお客様に差し上げる部分)をお二人に。



そしてウズベキスタンからのウォッカを頂いて、会話も盛り上がり、色々な想いも募り、感激屋のFさんの目からは涙がうっすら・・。



人の純粋さに触れた気がして、こっちまで泣きたくなってしまうじゃないですかー!!



アルシュ村の自然の豊かさ、生活の素朴さ、人々の心の温かさにきっとFさんも、Nパパも感動してくれたのかな・・。

そうです、それがここの一番の自慢なのです。



おやすみなさーい!!ピースvv!!


そうそうこの日は、夏の第三角、天の川、北斗七星、南にはさそり座がくっきりと、それはまるでプラネタリウムのごとく輝いていました。


皆で空を見上げて

「見上~げてごらん~ 夜のぉ星を~」

と歌ったことがとても嬉しいひとときでした。

遠くナリンはアルシュ村まで来てくれたこと、感謝しています!


次なる街まで気をつけてーー!!イシククル方面では長女Yっこが、首都では妹Y子と弟S太が、NパパとFさんのガイドをします。


四兄弟、これぞ連携プレイ!


お二人の旅の無事をお祈りして。

2011年6月18日土曜日

帰国の日

今日、私たちの一つ前の先輩隊員、そしてこれまで本当にお世話になった所員のYさんご夫妻の送別会。

幹事である私たち四人もそれぞれ、今日の為に準備を進めてきた。
いつも頼りにしていた、とても近い存在だった5人の帰国で、思うことがたくさんある。
純粋に寂しい気持ち、信じられない気持ち、そして次はいよいよ私たちの番なんだということ。

9月27日キルギス発、モスクワ経由で帰国が決まりました。
9月28日AM10:20成田着です。

さきほど、第一のこのお知らせを甲府のおばあちゃんに電話でしました。
それまで頑張って待ってるから、帰ってこーし!って。

大丈夫、帰るよおばあちゃん。

それでも私は、村から引き上げる日の朝、正気を保って笑顔で車に乗り込める自信はありません。
どんな顔して、何て言って村を去るんだろう。

そんな事を一人静かに考える土曜日のお昼。

さて、今夜の出し物のキルギスダンスの練習に行かなくちゃ・・!

2011年6月10日金曜日

ハナちゃん??!

アルシュ村、昼間は初夏の太陽できらきらしています。
緑の向こうのSAORIの作業場 お母さん大好き、ハナちゃん。


二匹はいつも一緒にご飯をがっついて、一緒にじゃれて、一緒に寝ます。 ところが!!

昨日、ハナの凄い光景を激写。ナリンから某K&U隊員、BKからE隊員が村に遊びに来ていました。

夕方、近所の家でお茶をよばれてから家に帰ってくると・・・ハナ!!?

Kのブーツ(ナリン市内中古靴屋で購入)に頭を突っ込んで眠っている!!

微動だにしないハナに、一瞬まさか・・窒息して動けなくなってるんじゃ、と背筋の凍る思いをしました。が耳をすますと「すーすー」という寝息。笑

やっと私の足音に気がついて一瞬顔を上げるものの、

           ぼふっ、

やっぱり犬は嗅覚が発達していて、きっとこのKの匂いのとりこになってしまったんでしょう。笑

ハナが近くにいる生活が今の私の幸せです。

週末、ナリン州はコチコル市近くの山にキャンプに行って来ます!

テント、寝袋、コーヒー、日焼け止め、準備OK。

山へゆこう 次の日曜~

昔みたいに雨が~  ・・ 降らないでほしい(> <)

晴れたらいいな~

晴れたらいいな~♪

キルギス、今ものすごく綺麗です。

皆さまも良い休日をお過ごしください✿✿