2012年7月13日金曜日

成田の空からキルギスへ

東京見学に一日
あいにくのお天気でしたが甲府からバスに乗って出発!

新宿「思い出横丁」にて。
めちゃくちゃ良い感じ〜!カルパックRahat baike in 昭和の風景

お酒好きな村の仲間も連れてきてあげられたらなぁ〜
いい気分酔っ払って、馬にのって、干し草の荷台に乗って、農道を揺られた夕方を思い出します

映画のセットの中にいるような、この場所は昔からお気に入りの場所
浅草はやっぱり雷門!
人の多さに驚いていましたが、やはり迫力のあるこの雰囲気に二人ともご満悦


そんなこんな、楽しくイベントも多い一ヶ月はあっという間に過ぎ、この日は最後の晩餐
Almagyl ejeが作ってくれた「オロモ」(巻き蒸し野菜餃子)を囲んで、ごく親しいメンバーで食卓を囲みました。

AIRY303号室、コタツがある時期の美味しい、でも寂しい、送別会夕飯

明日の朝は5:00出発よー

我が家にはRahat baikeからこのペイント作品を頂きました
夏にピッタリの海のような、爽やかな一枚。

ありがとうRahat baike..!!

翌朝は、私は付き添いで成田空港まで。
いつ来てもここは世界への玄関、気持ちが上がる場所

でも見送りの為だけに成田まで来たのは人生初めて
かなり複雑でした、気持ちはこのまま二人と一緒にそっち側に行っちゃいたい

Bishkekの真っ青なマナス空港に・・そして、広大なナリンまでどんな峠も山道も越えて、一緒に飛んで行きたい!!

でも、そうはいかないのです。

私の2年間はしっかりと終わったのだ、次回キルギスへ発つ時には
また違う目標と共に、そして我が夫と子供と共に向かうと心に決めたもの
Jaksh bargyla〜!!
気を付けて、とにかくキルギスまで無事に飛行機よ連れてって。

屋上の滑走路が見える位置まで、一人登る

何度もお世話になったUzbekistan航空の水色飛行機
その飛び立つ姿が、切なかったなぁ〜 笑

Rahat baike、Almagyl eje!!
本当にありがとう、思い出いっぱいの一ヶ月を私にくれて

大好きなキルギスへ、ほんのわずかながらお返しができました


きっと、またいつか笑顔で会いたい

その時まで クルシュクンチュ!

日本にいながら、私の心はいつもキルギスの乾いた青い風に吹かれています


注) 現在、七月も半ばの夏真っ盛り
  
 
なまけものんびりな私は、なんと半年前の日々をまるでリアルに回想 笑
服装、かなりズレています。何卒ご承知おき下さいませ

2012年6月19日火曜日

Kyrgyz night

1月22日、 キルギス料理講座の後はAIRYに戻って夜の支度

東京からコムズ奏者Yさんをお迎えして、Kyrgyz nightの幕開けです 


協力隊関係者の仲間はたくさんいる、コムズを弾く隊員もたくさんいる。
そんな中、彼は協力隊ではなく「コムズ」からキルギスへの道が開かれた、生粋のスナフキンtypeの方であった。

 Yさんの奏でる音は柔らかく夜の甲府の町へと、郷愁の想いをのせてゆく
 こちら(上)はオーズコムズ(=口琴)
 華麗なperformanceはコムズが弾かれていることに、歓びを感じてさえいるようだった
ブラボーYさん!!
Cizge chon rafmat, ayabai jaksh boldy.

 そして!
裏企画・Rahat itikeevによるライブペイント夜の部☪
本人も初挑戦という、ビニル素材を使ってのペイントの始まり始まり〜!!












タイトル:日本での日々

一つのテーマではなく、この絵の前にも何枚も別のタイトルで次々に絵を仕上げ手で消して、また違うテーマを指と手の平とで描いてゆく。ものすごいスピードと、躍動感の中に見える完成度の高い風景・人物画

party出席者の多くが帰路についた後、静かに少人数でのtalk


お金がなくても、売れる絵を描いて生きていきたいわけじゃない
生活が厳しくても、お金の為に他に仕事をして稼ぎたいわけじゃない

そんな風に自分は生きていけないんだ

絵を描いて、心の中のあるがままを絵に表現して生きたい

Almagyl eje Rahat baikeの人柄や家族を知っているからこそ、
二人の言葉には嘘がなくて、こっちが恥ずかしくなってしまうほどのまっすぐさに心打たれた

まっすぐ、自分に正直に生きる、という意味を私も深く考えさせられてしまった。

2012年5月15日火曜日

まだまだ甲府です!

そして、まだラハットbakie達はまだ日本にいるの??

いやいや、少し私事でゆっくりと1月の日々を振り返り
upできない日々が続いていたのですが、
もう、この楽しかった1ヶ月もそろそろアルバムに収める時がきました。
甲府駅前の「吉野家」で!
豚肉の入っていない料理を見つけるのも一苦労?


そして駅前の信玄公の前で!
「侍魂」に感化されたRahat baikeは武田信玄に魅せられました


 そしてファミマ、商品棚の上にカルパック(三角帽子)だけが浮くように動いていてとてもファンタスティック♪

●Kyrgyz cooking class●

1/22は午後から料理教室!
こちらはラグマン(羊のスープで煮込んだうどん)
本来は麺を一本一本、手で伸ばしていくのですが・・今回はそこは省略。

お客さん(コノッコ)を迎える時には必ず揚げます、ボルソック!
この時は公民館の調理室、ガスコンロで揚げましたが、
村では釜戸で薪をくべて高温で揚げます

カラッと良い色に揚がって満足なり!


手際の悪かったスタッフにも我慢して、楽しんでくれた参加者の皆さんchon rafmat!

次回は、Kyrgyz night!
なかなか二人はキルギスへ帰れない・・? 笑

それでも良い時間です、過ぎた充実した日々を回想して綴る時間**

2012年2月26日日曜日

going to 常葉のおばあちゃんち!

いけない!二人の滞在記が・・帰国一ヶ月も経ってからの更新になっている!これでは正真正銘の「回想記」である。
今朝は久しぶりにキルギスの夢を見た。たくさん並んでいる町の中のアパートで、村の友だちをずっと探している夢。
懐かしくて少しノスタルジックな気持ちで目が覚めた。

あぁもうここは完全な日本だった。●二人の回想日記●
いきます!!

今日(思い起こせば1月15日、日曜日。天気:曇)
その日は父・母の運転で下部へ
母の育った山麓の村、下部温泉郷のお膝下、無人駅「甲斐常葉」が今日の舞台です。
こちらの家は母の叔母さんの嫁いだ家、大家です。
由緒ある家だそうで、私はこの家にいつも何か凄まじい歴史か、文化の匂いを感じています。
今でも土間の玄関、お風呂も木の丸い浴槽。
畑の角にひっそり佇む、この神様は、おじいちゃんもおばあちゃんもいつも頃からあるのか正確なことはわからん、と言っていたなぁ。
こちらは母の生家。昔、造り酒屋をしていたというご先祖の建てた家です。
今でも従姉妹達の集まりはこの家で。
桜が満開の頃に亡くなったおじいちゃん、キルギスへ出発する一ヶ月前に亡くなったおばあちゃん、二人の面影の残る常葉の家は、このまま私たちの記憶の中に、意識の中に、いつまでも残しておきたい、残しておかなくてはならない場所なんだと思います。

村(田舎)に全てがある、というキルギス語の言葉が好きです。

●以下Rahat baike撮影●

カメラを渡して、好きな写真を何枚でも撮って下さいね。とわたし
子供のようにはしゃくRahat baike
畑の後ろの石積み
お勝手の裏に今でも残る井戸
下部小学校の裏の竹やぶ
この辺りをいつもこの姿勢で見守る祠
学校の裏、天皇山にあるという(私は行った事がナイ!)地守り様
そしておばあちゃんの家で夕方見た相撲の番組に大興奮!!
シャッターきりまくっていました。
外からの人によって、もう一度その価値を見直すきっかけを与えられることはよくあります。
それは「日本文化」という名のつく何かではなく、名宝でも、文化財でもなく、こういう何気ない私たちの生活の中に、たくさんあるんだ。
そう気づかされました。
ずっと残していきたい場所、大好きな常葉への1day tripでした◎

2012年2月8日水曜日

Asian Reunion in Silkroad 2012 -再会-

快晴山梨!笑顔のAlmagyl eje朝から爽やかな風に包まれ県立美術館へやって来ました。
皆で作った大キャンパスに下絵の支度をRahat baike
どんな風景が彼の頭の中に広がっているんだろ
二人のコムズ姫、Y&Tの演奏。寒い中ありがとう・・・!素敵すぎだったわ
そして始まったペインティングft.琴、コムズ
二つの弦楽器が奏でる繊細で美しい音色、そしてRahat baikeの筆が動き始めた
✤ラハット・イテキエブ✤ Performance painting.
完! 
やっぱり凄いなー
2010年キルギスでの第一回目Reunionの時、本当に魔法にかけられたようにしか感じられない不思議な不思議な体験だったけど、2012年拠点がホーム甲府に戻り、改めて彼の躍動感溢れる作品を間近で見ると、今回は細部まで見えた。見ようとした。中に描かれた和太鼓の少年、Narynで活動する隊員Aのイメージが今でもなお鮮明にRahat baikeの頭の中には残っている。らしい。継いでいますかー日本の文化継いでますか
日本側・キルギス側の絵の中心にはTyndyk(キルギス移動式テントの天井部)とも見える太陽 叙述詩マナスを歌い伝えるマナスチそしてこの笑顔!!
たった10分のパフォーマンス、されどこの10分に濃縮された二年越しの想いが確実にあったように思います。
さて今後は料理教室&キルギスnight、東京観光など楽しい企画が帰国まで。