2009年11月30日月曜日

アルシュ村便り その1.-From the village No.1-

お待たせしました~!
皆さんご無沙汰しています。いかがお過ごしですか?

今日夕方、首都にあがって来ました。ひゃ~長旅、長旅・・乗合タクシーで6時間、途中タクシー内の人たち皆と食事休憩をして、後は中央アジアキルギスの山の中の道を、ただひたすら走ります。

山、羊、雪山、牛、川、そして山、時々馬・・ 

村は、この写真のような感じで真っ白!白銀世界。
一番寒い日の朝は-12℃を観測。少し暖かいな、と思っても-6℃くらい。
今日は本当に暖かい~と思った日の昼間でも0℃です。
I came here Bishkek today, it took about 6hours by taxi.
Long long way, the taxi goes thourgh the mountains areas, the central asia, Kyrgyzstan.
In the village, the coldest day was -12 degrees and warmer day was -6 degrees.
But it's just amazing beautiful white world, I can say.

家の前の道にて!この日は少しだけ、よそいきの格好。トイと呼ばれる、何かお祭り。ご先祖様の関係のお祭りだと理解しました。(100%理解しきれていない私が切ない、でも料理もおいしく楽しかった)
Alysh村!夕方、トイの為に家族のおばあちゃん家に行く途中の小高い場所より。寒くて、寒くてこの写真の後は顔がうまく動かせませんでした。笑
Can you see the village? The small village, there I'm living. It was sooo cold this evening, I couldn't move the mouth freely right after I took this picture.

小屋。かわいい!村には、村のお父さんたちが建てるという手作りの小屋や、質素な家が建つ。
I can find the small houses built by the mens in the village. I think there're so cute.
コケコッコー!朝ですよー!! 家の裏山と鳥。
Good morning!
寒い、寒い~!と鶏たちも体を寄せ合う。
鶏も冬にはあまり働きたくないらしく、庭にいる鶏もあまり卵を産んでくれない。
気が向くと産むらしい、そんな日は夕飯に玉子が出て幸せ・・。

2009年11月11日水曜日

11日11日、良い良い旅立ち -I'm leaving-

アルシュ村へ出発の朝、事務所に寄ることができたので
行って来ますの挨拶ができます。
Finally today, I will move to Alysh village. Coming here to say "Ittekimasu! "

一カ月と10日、本当にお世話になったナズグルと。
昨夜は私から家族に贈り物を、家族からはキルギスの伝統衣装と、首に巻いているスカーフをもらいました。

温かい家族で本当に私は幸せでした、有難う。

家を出る時にはまだ夢の中、アイマ。なんて可愛らしい・・!
一緒に寝ている人形は、昨夜私があげたもの。泣いてる顔、そしてひっくり返ると裏は笑った顔の人形です。

小さなアイマだって、幼いながら色々考えたり、悩んだりする事もあるよね
いつも近くにいられないけど、辛い気持ちを共有したり、笑ったりしたい。

アイマは、大切にしていたアニメ(私の世代でいうセーラームーン)の切り抜きをこっそりくれました。有難う~お財布にでも入れるかな。

毎朝、通った橋よ。我は今日からナリンの人。


村には村の生活があって、村の空気が流れている。
何をしたらいいって、きっとその空気にまずは流されてみる事だと思う。


21日、首都にて音楽祭があります。
その日に村から織物の商品を担いで来る予定です!展示&販売をしていい、とのこと。

それまで皆さん、ごきげんよう。

いってきます!!


Of course I'm worried a bit, for the life in the village.
But, I know that the different wind blows there. I don't know what I should do, but only thing I can do is to feel its wind, that's what I think.

I'll come back to the city on 21st for the music festival, to sell our weaving products.

Untill then, see you all. Have a nice day.

2009年11月9日月曜日

初雪!!-And winter came-

朝起きて、カーテンを開けると一面の銀世界!
Waking up in the morning, to find the beautiful white world. 早く行かなきゃ遅れるのに、嬉しくて部屋にて写真撮影。
So happy to see the very first snow this year.

歩いてゆくと、例のパン屋さんからも・・もくもく。

昨日は、寒い寒い中バザールへドライフルーツを買いに、なぜなら村は冬になるとビタミンが不足するそう。
森に帰る動物のように、せっせと食糧を買い込んで。干しぶどう、あんず、くるみ、ドライキウイ。

2009年11月7日土曜日

ママの誕生日&最終プレゼン -Mama's B-day, and my presentation-

来週、月曜日にキルギス語でプレゼン。
テストも無事終わり、いよいよこの発表を終えると11日(水)にはアルシュ村へ引っ越しです。
We will have the presentation next Monday, and I will move to Alsh village on Wednesday. プレゼンのテーマは「色」について。
普段何気なく選んでいる服の色。人の性格や、気持ちと実は関係していたり、その色がもともと持つ意味があったり。調べてみると奥が深いのです。
The theme of my presentation is about the colour. We choose our clothes every day. And I found out the interesting relationship b/w our character, and the meanings of its colour.

妹、アイマはいつも私の良き相談相手。私の部屋で一緒に折り紙を使って作業をしました!

先週は、ママの誕生日!授業終了後、急いで帰宅。
ナズグル、アイマと一緒に料理を作ったり、部屋の飾り付けをしたり。弟はケーキを。
Last week, we had Mama's B-day party at home. We cooked the meals, decorated the rooms, and it was a happy time.
限られた材料の中、なんとか作ってみました。魚、長ネギチャーハン!醤油味。
手前はポテトサラダ。もちもちしてたジャガイモだったので、なんとなく丸めてみました。


「お母さんが笑っている家は 暖かい」 If mom feels happy, home is always warm.

実家の母の顔も思い出し、やっぱりお母さんという存在は大きいな、と実感した夜でした。

レストラン事情 -Restaurant-

-ウクライナ編-

副言語、ロシア語。なかなか気合いが入らない・・。
よって私たちは何かと外での行事や、買い物に行かなくては!などと理由をつけて課外授業とし、(笑)ロシア語の先生と一緒にお昼ご飯に出かけるのを一つの楽しみとしているのでした。
この日は、大学生とロシア語で話そうという事でウクライナ料理屋さんへ!

安くて、美味しい、お気に入りのお店になりました。
We went to the Ukraine restaurant this day, before visiting the university to talk with the students in Russian.
このサラダは、トマトが揚げたナスにはさまって、ニンニクのきいたマヨネーズソースが決め手です。他のカフェでもこのサラダが私の一番好きなサラダ。でも、このレストランのは絶品でした。
なんとも可愛らしい、壺の食器♪ 
左下は、ボルシチ。キルギスでは首都はロシア色も濃い為、ボルシチはどこにでもあります。でも、このレストランのは絶品でした。(再)
This is borscht, known as a Russian food. In Bishkek, there're alot of Russian food or other things so, we can have this anywhere but, I think the Best at thie restaurant.
-グルジア編-

そして、先週末には同期隊員四人で。
任地へ散らばる前に気兼ねなくパァーっと飲もう!という事で。
グルジア料理屋さんへ美味しいワインを求めて。
こんなグルメな気分・・。贅沢している事がなんとなく後ろめたい。
でもすみません、本当に幸せでした。
This is the Georgian Restaurant. We said, before we go to the different villagies let's drink and decided to drink the great Georgian wine.
cheeseの入ったパン!ワインの為に焼かれたようなパン、美味!
いつも一緒に行動している同期。
普段はなかなか話せないような、自分たちの考え、今の思いを語る事ができました。
有難うワイン、有難う仲間よ。
I feel bit bad sometimes to eat such a great food here. But I know we needed this dinner, for ourselves. Thanks wine.
-日本編-
今、勉強をしている日本センターの近くに「亘」という有難い和食料理屋さんがあります。
寒くなってきた今日この頃、たぬきうどん!
久しぶりの「だし」の味、一口目で涙が出そうになりました。
有難う、たぬきうどん。
And, this is the Japanese resutaunt. I had Japanese noodle this cold and windy day, I was about to cry. hmm I miss Japanese food.

2009年11月2日月曜日

紡がれる羊の毛 -I found it!-

羊の毛を毛糸として紡ぐ為にキルギスの人々が、遊牧民として生活していた頃から使っていたのは、木の下に丸い石のついた道具。スピンドルと呼ばれ、これは他の様々な国でも形は違えどもある道具。
日本で私が織り教室に通っていた頃は、原毛から糸を紡ぐのは基本的には紡ぎ車でした。

紡ぎ車の方がやはり早く糸を紡ぐ事ができる為、こちらに来てからも、紡ぎ車に出会えるかなぁとずっと思っていた。あるのかなぁ・・・?

アルシュ村に行った時には手作りの紡ぎ車を見たけれど・・そのモデルは一体どこに?

と、なんと使われてはいませんでしたが、市内の本屋さんの中の展示室にありました!出会いました!! どうやら、キルギスの人たちはスピンドルで紡いでいたよう。この紡ぎ車は旧ソビエトからキルギスに伝えられた、ということでした。

確かに村の紡ぎ車に、よく似ている。村の人はなんでも手で作ってしまうのね。すごい。
よし、きっとこれで村の羊を紡いでみよう。
そして、さらに!先日の蚤の市で見つけた・・ハンドカーダー!なんと。これまであったなんて。
洗った原羊をこれでとかし(?)ます。ごみを取り除いたり、繊維をまっすぐにする為に。ちなみに私も日本から送ってもらっているので、これも村で何とか普及してみたいと思っています。 嬉しい!!楽しみ。

フリーマーケット日和 -Good day Sunshine-

土、日だけ開かれるという市内の蚤の市へ再び。
前回は寒くて寒くて、もう終わりだ・・と思ったものですが、昨日はポカポカ、まさにフリマ日和。
To the freamarket again, yesterday was nice and warm, perfect day for the market. 旧ソビエトの時代にロシアから移住してきた人々。
キルギスが独立した今、ロシアへ帰るお年寄りが多いとか。その為、フリマで色々な物を売っているのはおばあちゃん、おじいちゃんがほとんど。荷物を少なくして故郷に帰る、という事かな。
それにしても。その頃のアンティーク品のなんとも味のあること!
極寒ナリンに向けての冬支度のはずなのに・・目につくのは日本に帰ってから使いたい生活品ばかり 笑 
Sovien Union era, people moved from Russia. And now, those who will go back to their own country need to sell the old plates, clothes, books, cameras etc.. they are very old and maybe pretty good quality of antiques.

日本の友人、彼は毎週末になると骨董市に行くという。
その理由を聞いた事を思い出した。あまりよく覚えていないけれど、骨董品を売っているおじちゃん達の物の見方、物に対する想いに毎週何かを感じるとか、何かとても大切な事を教えてくれるとか、確かそんな事だった。
そうか、このソビエト時代の物たちにも、きらきら輝いて日常生活の中の欠かせない登場人物だった頃があったのね、そう思いながら歩いた。

左から、マトリョーシカの手ぬぐい(new)、スプーン一つ50ソム=120円くらい、お玉、服かけ。
同期Martaは、何やら一生懸命に値段の交渉中!80ソム=200円くらいでチェブラーシカのレトロなバッジを買いました。ヨッ!

2009年11月1日日曜日

そして冬用のブーツを -Ready for the winter-

キルギス三姉妹、午後の授業後てくてく歩いて、安くて良い!という靴屋さん目指して歩きました。
We walked to the shoeshop.
そのロシア正教会に寄って祈ってみたり、途中の駄菓子屋さんでクッキー(普通はグラム量り売り)を2、3枚買って食べ歩いてみたり 笑
On the way, we went to the Russian Church to pray, we got some cookies to eat,
可愛らしいパン屋さんを見つけて写真を撮ってみたり。
この小屋はきっと「パン小屋」。一日中この小屋の中にいたら、どんな気分になるのかな
Taking this small cute Breads house, imaginig how wonderful to be here all day..!
そうして、この厚い厚いブーツを手に入れました!
ロシア人の店員さんとのやりとりに、こっちもあっちも思わず噴き出してしまうような・・見事なロシア語の通じないっぷりに、私たちも可笑しくなってしまいました。
Finally, we bought this thick, warm boots! We struggled with Russian clerk but it was just so funny that although we are taking the Russian class, they couldn't understand us and, that made us laugh. Anyways it was fun.

神聖な空間 -Sacred place-

ここキルギスには、もともと住んでいるキルギス人と、旧ソビエトが政権をとっていた15年前?くらいまでに移住してきたロシア人と(+その他色々な民族)が暮らしています。
キルギスの歴史や、民族性、なぜこんなに日本人と似ているのか、等 調べてみたい事がたくさん出てきています。

先週は、冬用のブーツを買いに行く途中、ロシア正教会へ立ち寄りました。

現地のキルギス人もさすがに中には入った事がないそう。がしかし、怖いもの知らずな私たち、きょとんとして中に入ると、ロシア人のおばちゃんにスカーフとエプロンのような物を巻かれ、周りに合わせて頭を下げたり、胸の前で十字架をきってみたり。そしてどこからか聞こえてくる讃美歌に心洗われてしまった。・・それでいいのか日本人?!Where is 仏教? 笑

宗教って、なんだろう。

We went to the Russian Orthodox Church. People in Kyrgyz, they don't usually go to the inside but we went there, wrapped by some scarf. It was interesting place, but at the same time I asked to myself, why I can do this? Where is my belief.