2010年3月31日水曜日

キルギスの旅 ハイライトPart.1

父母と一週間ずっと一緒だった

その時間が終わってしまうのが嫌で
昨夜はスピスピ眠る2人を横目に、ホテルの部屋の中をうろうろ。
次に目が覚めたら2人は空港へ、日本へ発つんだな
私はホテルで一人朝ご飯を食べるんだな
そんな、小さい子供みたいな寂しさにふと襲われました。

でも、もう私も27歳!
27歳らしく何があったって凛としていたいと思い今日一日格好つけて過ごしました。
Spending all this week with my parents.Last night, I couldn't go to bed eatly because I wasn't ready to be left alone again.I was thinking all about the wonderful time in Kyrgyzstan

夕方五時、静かな事務所。今日はパソコンが機嫌いいみたい。
✤父母のいたアルシュ村の風景✤
(前回更新した記事にそって写真upします)
後方の車で走ること5~6時間
だんだん白い山に近づいて、気持ちもだんだんアルシュ色。
左:村出身のドライバー、アザット
可愛い可愛いミルアイダ、5歳。向かいの家の女の子
後ろの女の子は、タラスセミナーで大旅行を遂げたアストラの長女。アイダイ
Cute little girls in the village.
モンチョ:五右衛門風呂!
父母も体験しましたよ~このお風呂。本当に気持ちが良い、至福の時間。
This is the bath, which I take once a week. It gets so hot inside and it is heaven
なぜかトイレ!母が撮りました。
「なぎさの生活の全てを見たいのよぉ」と。・・清潔ですよ♪
-20℃に下がった日の夜中は泣きそうになりますが。
The toilet, yes I use everyday. My mother wanted to see and take pictures everything.
調理場!大きな鍋で羊をゆでる時、ここを使います。
こういうの好き。
I love this type of kitchen. People use here when they cook sheep.
我が家!&わたし。
My house.隣の家&羊たち
Next door.馬に乗る少年達
Boys riding a horse.
羊の屠殺、そして解体。
日本の生物の授業でもこれをしたら良いと思う。本当に。
ものすごい手さばきに、感激する父と母。
Slaughterd Lamb. My parents were interested in.
どうだ、アルシュ村!とっても良い写真。
While I was having a stamachache, they took this nice photo.
そして学校の先生方とお茶を飲み、記念撮影!
With school teachers, they had a tea break.
ジャーマットの女性のお家へお茶を頂きに。
Village women invited us for the tea. They baked delicious carrot cake.はい、記念撮影!
Say cheese!次の日の夜は、三人で料理を。
水も井戸から汲みに行き、節約しながら使い
ガスがない為、電熱コイルと外の台所で木をくべる。
簡単な料理なはずなのに、ものすごい時間がかかる。
We invited neighbors for the dinner.
It took about 2-3hours to cook, everything was inconvinient. No water, no gas.
でも喜んでくれた近所の人たち!
日本食じゃないけど、いいのよこれで。
They seemed happy, and it was really a nice time.

2010年3月28日日曜日

村ライフ満喫中!-They love this village-

真っ白い山、遠くに見える小さい村。

だんだん景色がナリン色に変わり
私の心も、そしてお父さんお母さんの心も弾みました。


ここアルシュ村で両親を迎えてくれたのは・・
馬に乗る少年たち、温かい女性たち、人懐っこい子供たち!

何もない村だけど、何故かとても温かい。
2人もそれを感じたのか、ものすごい速さで村に、人に溶け込む。

どこに行っても変わらない母。
周囲の笑いを一人占めするあの才能には、娘の私からも拍手を送りたいと思う。

そして父も小さいメモ帳に書いて覚えたキルギス語を一生懸命使おうとしている!涙


✤アルシュ村でのこれまでの日々✤

一昨日は、胃が治らずダウンしている私を残し父母を近所のアマンと我が家の子供たちが村の学校まで案内。
言葉が通じなくても全然平気~♪楽しかったぁ♪ と楽しそうに帰ってきました。

午後はSAORIの女性たちがお茶に招待してくれ、以前習ったというニンジンケーキをごちそう。
皆ありがとう、とても美味しかった!私はこんな女性たちが仕事仲間で幸せだなぁ・・。

そして、なんと言っても
羊一頭の命を頂く、屠殺の儀式に両親は感謝と、感動をしていました。

命を頂くって、本当にこういう事なんだね。神聖な儀式だね、と。

日本からのお客様ということで、大切な大切な羊を一頭、振る舞ってくれました。


昨日3/27は、ナリン市を少し見学!

本来ならばナリン市に一泊の予定だったのですが、何せ・・
私の胃が気持ちとは裏腹に調子が悪く、村に帰る事になりました。

でも、本当はそう、それで良かったのかもしれない。

料理の得意な父と、三人で料理を作り近所の人々を招待し、
飲めや~歌えや~の楽しい宴は、夜中まで続いたのでした◎ まる。

menu:
●野菜サラダ(醤油ドレッシング)
●パタータスアリオリ(ふかし芋スペイン風味)
●パスタトマトソース(お母さん特製)

日本食じゃない!! 笑

お酒の好きな父母も、キルギスのトスト(乾杯の時に述べる祝辞)・・永遠に続くようなこの宴会も多いに楽しんでいて、よかった。うん、楽しかった。

まだまだ真っ白い村の、素晴らしい景色を写真でお見せしたいのですが
私の胃とナイスハーモニー、PCも調子が悪く、写真の投稿ができません。

皆さまのご想像で、お楽しみ下さい✤

数日後、必ずupします。

三人で仲良く一つの部屋で「川の字」になって寝ています。

これまでの事、今日の事、これからの事、・・たくさんの事を話しています。

貴重な三人の「キルギス時間」

2010年3月23日火曜日

襲来!! -They're here!-

明け方4:30の空港は夜の中-

Early in the morning, standing in front of the airport.

ついに来ました、彼らが。
このキルギスに父・母がやってきました!
Finally my parents came here, Kyrgyzstan this morning.
アエロフロート、モスクワ経由で朝5:10到着の便。
昨夜は私も早々にBK入り、先輩宅で待機。
「今日は一滴も呑みませんから!」 飲まないぞ今夜は。
「まぁそう言わず少しだけ」と、笑顔の先輩たち。
・・・
「じゃ、半分だけ・・」  意志弱い!
(3:30に起きなきゃならないのに~)
I was waiting their arrival in BK. as driking beers.

父母を外国で迎えること 三度目-
留学時代のアメリカと、昨年のネパールと、今回キルギスと。

よくどこまでもついてくる親である。
我ながら感心しながらも
実を言うとやっぱり嬉しくて、昨夜は布団の中で
ドキドキと胸が音をたてて動いているのを感じていたのでした。

なかなか寝付けなかった。
It seems they're always fallowing me, wherever I was.
When I was in the US, Nepal they came to visit me. Oh well, they must like travelling.
But to tell the truth, I was too excited to sleep lastnight.
それは、こんな笑顔の2人をずっと想像していたから。
Because I was imagining thier smile just like this.
半年ぶりのお父さん、お母さん。
I was just, so happy to see them again.
夜が明けてゆく
新しい三人の冒険-キルギス編-の幕開けダ!
New journey of us, is about to begin.
日本から、色々な物を用意してくれた大切な皆に溢れんばかりの
ありがとう!!
本当に大感謝です、頂きます。そして村の皆にも渡します。
Welcome to Kyrgyzstan! Thank you for everyone.
可愛らしいゲストハウス「Touristan」!
シングル部屋の空きがなく、ラッキー♪ スイートルームに私とお母さん。
どうやら嬉しいらしい、娘に会えて。街のあちらこちらで私を撮る父 笑
まずはゲストハウスを背に。
He must be so happy to see his daughter, he took pictures of me in many places.
お昼は、アラトー広場近くのカフェ「KENT」にて
ラグマンと野菜いっぱいのサラダを・・。うぅ、幸せ野菜。
首都はすっかり、春の陽気~ ららる~ ららる~
注: 梅の写真は、今日ビシュケクで見つけた梅。アルシュ村はまだ、真っ白ですよ。
明日はバザール、美術館、夜はBishkek時代のHostfamily宅へ-
明日も晴れますように!
I hope it'll be sunny tomorrow too.
I will take them to Bazar, to the museum and my hostfamily's house in the evening.
Waiting for tomorrow.

2010年3月19日金曜日

タラスセミナー参加 -旅.2-

3/9~3/12 -カザフスタンに近い町タラスへ-
(アストラと回った4日間)Seminer in Talas city, with Astra.

JICA主催のセミナーに参加する為、今回はなんと村の女性を一人連れて。
首都Bishkekから左上の方に約5時間、タラスに行って来ました。
上:アストラ、ジャーマットで織り手として働く彼女は2人の子持ち、私より年下です。


小さな村から大都会?タラスまで泊まりがけで出かけるのは一大事!!
私: 「どのくらいぶりに首都に行くの?」
ア: 「結婚して以来・・10年ぶりかな」
!!驚!!

出発の朝もだんなさんが心配そうにお見送り
「タラスでアストラを捨てて来ないで。」と冗談、にならない冗談を。


大丈夫! 私がしっかり守りますってば。
出発~ 首都に前泊、タラスへ向かったのは3/10朝でした。

タラスまでの道、一つ峠を越えます。

ナリンまでの「ドロン峠」とは全く比べ物にならない凄まじい峠越え!!まさに、ホワイトアウトの世界です

-白は、どこまでも白、限りなく怖いくらいの白を、言葉で表現できない



●タラス市近郊の村

-フェルト作りのジャーマット訪問-

このおばあちゃん率いるジャーマットは大きくて、

女性たちの貴重な仕事場でした。キルギス伝統模様を用いたシュルダック。座布団に、かな。ここは、染料を全て化学染料でした。

使っていた羊の毛も、少し固めの(名前を何と言ったかな・・。)種類。●同じくタラス近郊の村へ

-写真から、やはりフェルト作りのジャーマットだろう。-


注:実は、この出張前日、私はキルギスからの洗礼を受けたのでした。

3/8お祭りの日に食べた「羊の腸」がストライクヒット、-苦しかった・・。


そんな私を気遣ってくれながら

動けず車で待機せざるを得ない私の代わりに、アストラは立派に仕事をしてくれました。


「村に帰ってジャーマットの皆に伝える」

この使命をしっかり果たそうとする彼女の姿勢に思わず感激。全てをメモするアストラ。彼女にとっても、私にとっても貴重な旅。


●セミナー当日
当日は計100名の聴衆

SAORIジャーマットについて15分のプレゼンと、質疑応答準備、準備~


私も再度「SAORI」DVDを作成。

今度こそ消えていませんように・・・。前回のイシククル南岸視察で訪れたジャーマットも参加。

① 冗談好きなおじさんのいたジャム作りのジャーマットですね。

②小鳥の巣をモチーフにしたフェルト作りジャーマット。ね、作品が丸いでしょう

セミナー開始!

私たちはトップバッター。

家で何度も何度も練習してきたアストラは、緊張しながらも本当に立派に発表しました。
✤SAORI=さをり(さ織り)・・ 差を織る、人それぞれ違う、その差を織るという意味
✤私の前任の先輩が一台の織り機を持ってきた事から始まったこのジャーマットの歴史
✤今は、アルシュ村の羊を紡ぎ始めた事



アストラの発表を見守る。
一協力隊員が始めた、SAORIジャーマットに対する質問が殺到しました。


「一番始めに、織りというアイディアを出したのは誰?」
「どんな人に最初は売り始めたの?」
「最初の資金はどこから・・?」

これまでJICAが入っていなかったタラス市。
市民、周辺農家、行政関係の人々の興味の強い事を感じました。

イシククル湖南岸視察の時にも感じた事。
何かを、何かを始めようとしている人々の貪欲な姿勢

でも日本の援助を頼ろうとする鋭い眼差し

を、このタラスでも感じました。
アストラは、その後村に帰ってジャーマットの女性全員を家に招待。
写真と、頂いた資料を、メモを皆に。
興味深そうに聞き入る女性たち。
無事に愛する妻が帰ってきて安堵と幸せを隠せないだんなさん
お母さんが初めて長旅に出た!子供たちにとっても大きな一歩でした。


おまけ

●英雄マナス誕生の地●

キルギスに実在した(と言われている)英雄がいます。
ここで皆さんに、いったいどんな英雄なのかお伝えする必要があるのですが

ごめんなさい。

「英雄」という事しか分からない!!・・涙


* 必ず、英雄「マナス」について情報が入り次第お伝えします。

少々お待ちを。

2010年3月16日火曜日

イシククル湖南岸視察 -旅.1-

3/1~3/3-イシククル湖南岸視察-

(農村開発分科会のメンバーと回った3日間)
Field tour to Issikukul lake.


0泊目は、同期のS隊員の家にて前夜祭。
誕生日を迎える同期Yは、何も知らずにワインで良い気分~

久しぶりに日本語で。たわいもない話に花が咲く
The first night, we enjoyed talking in Japanese w/ wine.

「スリランカのMちゃんはYっこのニコーっとした時の笑顔が一番好きなんだって~」

ふっと切り出す私。

・・え?

Happy Birthday to you! Yっこ!!~♪

突然のSurprise愛のメッセージbookに驚く彼女。

スリランカ、パプワNew Guinea、ウズベキスタン、ラオス、日本、そしてエルサルバドルで頑張る、彼女の大切な仲間から、インターネットの力を借りて作ったBirthdaybook.

瞬時に世界を駆け抜け、こんな事ができちゃう時代。いったいどうなちゃっているのでしょうか。
こんなに想われて。

えー!!うっそー!!!いつ、いつ作ってたのぉぉぉ??

と、動揺を隠せないYっこ。 そして目から溢れる涙たち。

I like to surprise people, this night we gave her a big surprise making the message book from her friends. -they're also volunteers working in all over the world-

こっちが泣けてくるわ ろうそく・・!

停電時用の大きいのしかない。

同期3人でケーキ入刀。
一人足りないのが寂しい、食べさせてあげたいB-dayケーキ。
同じように異国の地で協力隊として活動している仲間達からの一言、一言に勇気づけられる。

協力してくれたTERAKOYAの皆さん、ありがとう。
感動の涙のおすそわけ。


今年のうお座は12年に1度の大好運気が巡ってくる!
と気合いの入るYっこ。
PCの前のうお座のみなさ~ん、良い事あったら教えてね。


-3/1出発!- 快晴、少し肌寒い 
Von Voyage! -It's sunny, little bit chilly.

今回の、この視察の旅の目的は三つありました。

1. 他の地域のジャーマットを見て、自らの活動に還元すること
2. 配属先の決まっていない隊員の任地候補探し&有力な情報収集
3. なんだったかな・・。

しっかり食べて、いざ出陣!!
Let's go now!

空は青い、広い。
こんなに綺麗な色はなかなか無い、青い空を見るたび思う。
Deep blue, nothing cannot be like this.

道中でのワンショット

かっこよすぎ!!



3/1午前訪問 ジャーマット:アクショーラ "Ak-shola"

フェルト商品を作るジャーマットです。
作品のテーマがはっきりしていて、とても参考になった。

These womens make the felt craft. They have the theme for each items, I learned alot.
水辺に棲む小鳥の「巣」がモチーフ。作品殆どが丸み帯び、可愛らしい。
タスマ村は5000人の大きな村。
独立後、仕事のない女性たちの為にと始まったジャーマット。
This village is pretty big. Its population is 5000. This job had stated for the women who didn't have a job about 10 years ago.

真剣な目。誰かがこういう目をしている時私はふと考える。

人は本当の奥の部分で何を考えているのか、分からない。
援助機関が入っているジャーマットは恵まれている。
援助が入る事で、地元の行政機関も協力体制に・・。ここにも機械が導入されていた。
フェルトを作る前に必要な、原毛のゴミ取り&繊維を整える電動カーダー
This machine is to clean up the wools, to make felt.
原毛を染める植物たち。
色々な実験が重ねられ、彼女たちのオリジナルな色に染め上がっていた。
They tried again and again to color their original.
わたしだって頑張るぞ。この夏は、草木染めに!!
I will do that too! in this summer, in my village.
3/1お昼訪問 蜂蜜事務所:「蜜蜂」 The honey office" Bee"
今回は、任地の決まっていない新隊員の村探しに繰り出した旅でもあった。
協力隊員の、任地が、配属先が決まっていないって・・どういう事?
と、そもそもの疑問を押し殺し、とにかく彼女の村探しに有力な情報を収集したい。
-蜂蜜で石鹸を-
この思い一筋で、前途多難なこの状況も全てプラスの力に変えようとしている彼女を、私は応援している。
3/1午後訪問 ジャーマット:ベレケ "Bereke"
ジャム!
左:Sea backson 右:blueberryのいとこ だと思う。
This group, they make jam and sell. We tasted, such a sweet jam.
慣れないキルギス語での聞き取り調査の為、事前に作ったアンケートに書いてもらう。
それでも質問し、メモを取り、このおじさんの冗談にも付き合い、アットホームなこのジャーマットではとても陽気なひと時を過ごすことができました。◎まる。
Like this, we made the interview sheet. It was hard to give them questions in Kyrgyz. But we all enjoyed this intersting time.
彼女たちの眼は、いったい何を言おうとしているの。
Eyes tell something.
3/1一日目終了! タムガ村にて宿泊。 At Guest House in Tamga village.

お疲れ様でした~ 乾杯~!
すやすやすや・・・ zzz  Good night.


チャームングなタマラエジェと記念撮影!
私は初キルギスでのシュルダックを抱いてご機嫌。(約4000円)
*シュルダックとは、キルギスの絨毯。フェルトの絨毯に伝統模様が施されています。お嫁に行く娘にと、一昔前までは全ての家庭でこの絨毯を作っていたそうです。今でも、私の暮らすアルシュ村では夏に女性たちが作るらしい。
3/2午前訪問 ジャーマット:ジャストゥックコル "Jastyk-kol"
ここバルスコーン村は人口7000人の大きな村。
クムトールと呼ばれる金山がある。
仕事の少ないキルギスで、金山は住民にとっては欠かせない現金収入の場所-。
クムトールのお陰で、潤っている村なんだろうと誰もが思いここに来た。
そして知ることになった衝撃的事実。
金山から廃水に大量のシアニンが混ざり村に流れ出ていた、と。
1990年代後半から金の発掘?が本格的に、それと同時に身体に深刻な影響が出始めた。
目がつぶれ、皮膚がただれ、奇形児が生まれるようになって村人は
「何かがおかしい!」と。
2005年、この公害問題を訴える集会を開いた村の女性がNPOを設立。
今でも彼女は首都で環境問題を訴え活動している、とのこと。
上のロゴは、そのNPO"Kepek"のものです。
日本語でKepek(ケレック)は、「必要」という意味。
お金が「必要」なの?毒のない水が「必要」なの?
何が、「必要」なの

訪れたジャーマットは、そのNPOと協力し活動していた。
これまでのどのジャーマットよりも、切実な問題を抱えているこの村の女性達の眼は、本当に重たかった。

やはり村のボズウイ(ユルタ)制作会社を見学。USA San Diegoの展示会でここで作られたユルタが海を渡りアメリカまで旅をしたらしい。
*ユルタ=遊牧民族移動式テント
They are making this tent, called Yurta. As for the exhibition the one Yurta went to San Diego, US.
ユルタ天井部分の木材から出た、籐のような素材で作られたランプシェイド。
光と影を抱えるこの村が本当の意味で良い発展をしていく事を、今の自分には願うしかできない。

                       ~✤寄り道編!✤~

中央アジアの真珠、と呼ばれるイシククル湖。
今回の視察の旅では、カメラが趣味のM子さんが専属カメラマンとして、こんなに粋な写真を取ってくれました。
Issikukul lake, it's called "Pearl in the central Asia"
*イシククル湖の、「イシク」とはキルギス語で「熱い」の意味。湖の温度が一年中高く冬でも凍らないことから名づけられた。

カジサイパークにて!
キルギスの伝統模様たちと共に✤W/ the Kyrgyz traditional design.
えい、えい、おー!

そしてジャンプ!

男子ってやっぱり運動能力高いのね、女子のジャンプの低いこと。笑
3/2午後訪問 観光情報センター Information center in Kajisai

夏に大勢の観光客が来るというイシククル湖。
カジサイは湖にも近く、夏にはにぎわいをみせるだろう-
In this town, lots of tourists are coming in summer. That's what I thought.
But this guy said that, Tourism is thier last hope, since coal mine was closed.
と、皆がそう思った。
ところが炭鉱が閉鎖してしまったというこの町で、かつてほどの栄えは消え、「観光」が最後の望みだとセンターの管理主は力強く話してくれた。
最終日3/3午前訪問 ジャーマット:アルティンオイモック
Last day, we visited this group "Altyn-oimok"

独立後、家で家事のみに従事する女性たちに仕事を、とだいぶ早い時期から活動を始めたこのジャーマットの従業員は、家で作業する女性を含めると40人を超す。
After the independence, they said -Give womens jobs- and started this activities. They also make the felt craft.
メリノーウールに注目が集まる、キルギスでもそうである。
良い質の羊を―。組織がある程度、確立されているジャーマットは皆口をそろえて質の向上を目指す。
They want to use the "Melino wool". Because its quality is good for making the felt-craft.
裏に山積みになっている原毛を見せてもらう。

これが、キルギスのメリノーウールか。
始めての対面に、胸が高鳴った。
I met this Melino wool for the first time and I was excited.