2010年4月20日火曜日

夢のブランコ

ブランコ作って欲しいのにぃぃ!

ある日、向かいのミルアイダ4才が泣きべそかきながら我が家に来た。
お兄ちゃんと、お父さんが相手にしてくれない、らしい。

「じゃブランコの絵を描いて一緒にお願いしに行こうか。」

丸い形、座る所に大きな星型を描いたり、花の形にしたり
私も色々なブランコの絵を描く。夢中!!
そしてミルアイダは黙々と色を塗る・・

「アマンバイケー(お兄ちゃん)、こういうブランコ作って」
と、一生懸命に描いた絵を渡すと

「メイリーアンダ(・・分かったよ。笑)」とアマン。

やったー!!(^^)

そして天気の良い次の日に早速、ブランコ作りが始まりました。


うふふ~ アイダイも、ほらここに座って!と上機嫌のミルアイダ。

何やら、家の道具部屋にあったという材料を集め、着々と進む作業!
ブランコを支えるこれは、トラクターの何からしい。

庭の木と木の間に、完成予定!
丈夫な鉄を通したって。・・本当に丈夫でしょうね?
そして・・
完成!!
大喜びなミルアイダ(左)と、アイダイ(右)
近所の男の子らも、ブランコに乗りたい様子。でも見てるだけ、なかなか言えない。

ナルギーザエジェも乗ってみて!と。
えぇ乗りましたよ、壊れないか内心ドキドキしながら。
私の左のティレックはなぜか、紐を持ってくれていますね・・。彼もブランコが壊れないか心配してくれたのでしょうか。?笑
夢のブランコ。
私は子供たちの要望に応えて、近いうちにこのブランコに絵を描きます。
✤男の子の遊び編✤
雪も溶け、アルシュ村も「春」の姿に変わり
子供たちは一日中外で遊んでいます。
男の子たちは、「チュチュック」という遊びが大好き。
何かというと、羊の膝の骨です!
屠殺する時に一頭の羊から二つ出てくるこの(関節?)チュチュックを集めて、お母さんやおばあちゃん達が羊の毛を染める時(シュルダック=フェルトの絨毯を作る時)に一緒にこの骨も染めてもらうらしい。
そして、こんな風に地面に置いてあるチュチュックにあてて、あてたら持ち点になる、のかな。
日本でいう駒遊び?
くたくたになるまでたくさん遊んで、なかなか家に帰って来ない。遊ぶ事は子供の仕事。
男の子と同じ気になって外を走り回る、おてんばだった自分の幼少時代を懐かしく思い出します。
たくさん遊べ~こどもたち!!