しかし着いた日から早速「山ごもり」の支度!
今回の滞在は、のんびりと都会の喧騒から解き放たれて、ぼーっと
したいところですが、23日の芸術祭の下ごしらえという任務と隣り合わせのアルシュ村滞在です。 山へ出発の日の朝!
青い空に、我が家のベックヌルの青い服
まずは馬に乗ること約2時間、アクテレックという草原に一泊目
っと呑気な私の言葉が、この時には不思議と出てこない!
泉さんはさっそく制作に、私はせっせと食事の支度に。白い画用紙に、水を含ませます。
たっぷり、何の汚れもない、今まさに天山の山々から雪解け水としてながれてくる純粋な水を-
こうして白い画用紙は太陽の光で、たった今吸い込んだ泉の記憶自分の繊維の中に吸収します。
坂本泉「オアシスproject*」
(*これまでに、スペイン、オランダ、沖縄、山梨でこの画用紙を持って一緒に旅しています)
一言、二言話したり、黙ったり、そしてまた星を見たり。
そんな、贅沢な夏の夜。
✤翌日!再び快晴なり✤
次の日は、放牧中のエジェを求めてさらに上を目指しました。
途中、ここだ、と思ったスポットで、子供のように抱えて大事にしている画用紙達を撮影の泉さん