2010年8月2日月曜日

7月23日-この日に向けて・BK編-

いよいよ会場の中に作品が運び込まれ、翌日の祭りのために準備開始。
縦40m横9mの贅沢な白の空間!


「白いキャンバスに、線が、色が、夢が描かれていくように
              この場所から、たくさんの物語が生まれてゆく」

泉さんの山梨での拠点AIRYのオープニング映画会で使ったこのキャッチが、不思議とこの空間に合う。
作品“NEWS” 
(新聞紙の上に、キルギスの街・山をイメージした)
今回のキルギスへの制作遠征-、当初のイベントが中止になったり、国民投票直後で情勢が不安定になったり、4月の暴動の余波がくずぶっていたり、泉さん本人もたくさんのnewsを浴び、戸惑い、何が真実なのか自問したという。
でも、ここに来て、自分の眼で見て、感じて、初めてその印象がニュースによるもじゃなく、自分の眼に映ったそれが今のキルギスの姿なのだと感じたと言う。

ラハットバイケも、ペインティングの準備!
寡黙、そしてお茶目なラハットバイケは秘かに皆の人気者になったのでした。◎まる


SAORI、今回は10枚のタペストリーを展示!
それぞれテーマがあります。海、空、山、大地、火、夜空、太陽、花、草原、草。
実はこれらのタペストリーは今回のイベント終了後、遥々日本へ飛んで9月に開催される地元山梨の芸術祭、「こうふのまちの芸術祭」にも飾ってもらえることになっています。

琴隊員、同期のジュジュはラハットバイケのパフォーマンスペインティングの際、大江戸太鼓と共に粋な琴を演奏します。
見せちゃれー!音楽魂ー!!
キルギス・よさこい漁連組合によるソーラン節の練習にも気合いが入ります! 夕方には、ラジオ局の人のインタビューを受けるため電話インタビュー!笑
泉さんも日本語で回答、私もつたないキルギス語で通訳、あたふたしながら何とか収録?
実際には、当日の朝ラジオで私たちのインタビューの様子が流れました。
「ナルギーサ!今ラジオであなた達のこと聞いたよー!」と大はしゃぎのアルシュ村から電話。
太陽も西の空に沈む21:00頃、忙しかった一日が静かに眠りにつこうとしています。
シーンとした会場、さて。明日はここでどんな物語が生まれるのでしょうか。